セイコーグループ、子育て支援を強化し『プラチナくるみん』認定を取得

セイコーグループが『プラチナくるみん』を取得

セイコーグループ株式会社が、厚生労働大臣から「プラチナくるみん」の認定を受けました。この認定は、次世代育成支援策を推進するためのもので、特に仕事と子育ての両立に向けた取り組みが評価された結果です。2015年に取得した「くるみん」認定から、着実に進展してきた取り組みが実を結んだ形です。

プラチナくるみんとは

「プラチナくるみん」認定は、企業が職場環境の改善を通じて、より高い水準の子育て支援策を継続的に実施していることを示す特別な認定です。この制度は、社員が安心して仕事と育児を両立させられるように支援するためのものです。セイコーグループはこの認定を受けることで、さらなる社会的責任を果たすことが期待されています。

取り組みの背景

セイコーグループは、社員のライフイベントと仕事が両立できるよう、柔軟な働き方を促進する制度づくりを進めています。特に、男性育児休業の取得を促進するために、2022年度から最大4週間の有給を可能にする「出生時育児休業制度」を導入しました。この取り組みにより、男性も育児に積極的に関わることができる職場環境を実現し、非常に高い支持を受けています。

男性育児休業の取得率が評価に

2023年度においては、男性の育児休業取得率が100％を達成しました。この成果は、『プラチナくるみん』認定の大きな要因とされており、経営トップが積極的に取得を促進するメッセージを発信したり、セミナーを開催したりすることで、社内全体の意識を変えていったことが好影響を与えています。

今後の展望

セイコーグループは、今後も社員がライフイベントと仕事を両立させやすい環境を整備し、イノベーションを生み出すことを目指しています。また、持続可能な成長の実現に向けてさらなる取り組みを行い、幅広い人材が活躍できる職場を維持し、社会貢献に努めていくとしています。

このように、セイコーグループが掲げるビジョンは、企業の成長だけでなく、社員のワークライフバランスの向上や家族の笑顔をつくることにも寄与しているのです。社員が安心して働くことができる環境づくりは、今後ますます重要化していくでしょう。