SOUL FLOWER UNIONの8thアルバム20周年、アナログ盤としての新たな挑戦

SOUL FLOWER UNIONの8thアルバム、アナログ盤として復刻

日本の音楽シーンにおいて重要な位置を占めるSOUL FLOWER UNIONが、8thアルバムのリリースから20年が経過したことを記念して、初となるアナログ化を発表しました。このデラックスエディションは、完全生産限定盤であり、アナログファンにとっても貴重なアイテムとなることでしょう。

2005年の名作「LOROSAE MON AMOUR」

今回の復刻は、2005年に発表されたアルバム「LOROSAE MON AMOUR」を基にしています。このアルバムは、音楽的多様性に富んだ曲を取り揃え、バンドの新しい一章を飾る作品として知られています。ライブで盛り上がる「神頼みより安上がり」と「松葉杖の男」、さらには心に響く「ひかり」、独特の雰囲気を持つ「星降る島」など、バラエティに富んだ楽曲が揃っています。

バンドが行った海外ツアーの影響を色濃く受けたこのアルバムは、東ティモールの独立式典やパレスチナ難民キャンプでのパフォーマンスを経て、さまざまな国や地域からインスピレーションを受けています。特に「酒と共に去りぬ」や「最前線ララバイ」などは、彼らの音楽的ルーツを反映した力強いトラックとなっています。

新曲も収録した充実の内容

このアナログ盤には、元のアルバムに加え、前年にリリースされた反戦シングル「極東戦線異状なし!?」や、中川敬が亜無亜危異やザ・ルースターズのメンバーと共に録音したコンピに参加した曲も収録されています。これにより、ファンにとってはより価値ある一枚となっています。

音楽を愛する全ての人に

SOUL FLOWER UNIONは、80年代ジャパニーズ・パンクの代表格であるニューエスト・モデルとメスカリン・ドライブが融合して1993年に誕生しました。トラッド、ソウル、ジャズ、パンク、レゲエ、ラテンなど、多様な音楽スタイルを融合させた独自のサウンドで、多くのリスナーを魅了し続けています。

この新しいアナログ盤は、ただの再発ではなく、彼らの進化を感じさせる一枚です。アナログ主体で音楽を楽しむ方々や、過去の名作を手元に置きたいと思う方々には、ぜひこの機会をお見逃しなく。音楽の旅を振り返る、特別なアイテムとしての価値が詰まっています。