金沢箔扇子の新作
2025-04-25 13:28:42

美と伝統が融合した金沢箔扇子の新作3種をご紹介

金沢箔扇子の新作紹介



金沢の伝統を受け継ぐ株式会社箔一から、新しい魅力を持った金沢箔扇子の新柄が登場します。2025年4月27日(日)に発売されるのは、「墨美シリーズ」と「彩美シリーズ」の合計3つの新作です。これらの扇子は、日本の伝統美術に名を刻む画家たちの技法を参考にしており、手に取った瞬間から感じられる美しさと洗練されたデザインが特徴です。

墨美シリーズ - 水墨画の美を身近に



「墨美シリーズ」では、桃山・江戸初期の名絵師、長谷川等伯と俵屋宗達の技法にインスパイアされた二種が登場します。特に水墨画の技法を駆使して作られたこの扇子は、伝統の美しさと現代的な魅力の調和を感じさせます。

墨美等伯 to Haku


長谷川等伯の傑作『松林図屏風』に見られる「ぼかし」の技法を取り入れたこの扇子は、墨の濃淡や余白の美しさを見事に表現しています。和紙に施された繊細なグラデーションが、奥行き感を醸し出し、金箔がそれに華を添えています。この作品は、職人の手作業によって生まれる幽玄の美に浸ることができる逸品です。

墨美宗達 to Sōtatsu


俵屋宗達の「たらしこみ」技法を参考にしたこの扇子は、墨のにじみや濃淡による偶然性を楽しむことができます。一つとして同じものがない、その独特な風情は手に取るたびに新しい発見をもたらします。更に、金箔の輝きが墨の揺らぎと相まって、静かな美しさを伴った作品に仕上がっています。

彩美シリーズ - 金箔の色彩美に触れる



「彩美シリーズ」では、金箔の豊かな色彩美をテーマにした新作が発表されます。このシリーズでは、異なる色調の金箔を重ね合わせることで上品な光沢が生まれます。

彩美白茶 to Shiracha


この扇子は、三歩色とシャンパンゴールドの金箔を重ね、背景に和色「白茶」のグラデーションを用いています。控えめでありながらも華やかさがあり、竹の扇骨と美しく調和しています。静謐で洗練されたデザインが日常に彩りを加えてくれます。

まとめ



金沢箔扇子の新作は、ただの贈り物としてだけでなく、日常生活に美を取り入れるためのアイテムとしても最適です。毎日の生活に華やかさを添える金沢箔扇子は、金沢市内の直営店舗や公式オンラインショップ「HAKUICHI STYLE」で購入できます。ぜひ、手にとってその美しさを楽しんでみてください。


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