ちゃんみなの未来ビジョン
2025-04-07 12:38:26

音楽界での多様性を考える、ちゃんみなが描く未来のビジョン

音楽界での多様性を考える、ちゃんみなが描く未来のビジョン



2025年3月27日、東京・Google渋谷オフィスにて「YouTube Japan Women in Music with ちゃんみな supported by Billboard Japan」が開催されました。このイベントは、音楽業界で活躍する女性の支援を目的とし、YouTube JapanとBillboard JAPANが共同で行っているものです。特に、ジェンダーギャップを中心に多様性についての議論が繰り広げられました。

モデレーターを務めるのは、YouTubeアーティストリレーションズの佐々木舞氏。彼女のもと、さまざまな企業の取り組みが紹介されました。Billboard JAPANの編集長、高嶋直子氏は、アメリカを含む国々でのビルボード・パートナーの活動について触れ、TuneCore Japanの新妻里華氏は、女性アーティストの収益が年々増加していることをデータで示しました。

また、The Orchard Japanの増田雅子氏は、CEIPA x TOYOTA GROUPによる「MUSIC WAY PROJECT」についても話し、男女の参加比率を50:50にしたいと呼びかけました。

次に登壇したのは、ラッパー/シンガーとして知られるちゃんみなと彼女のマネージャー、山崎氏です。ここでは、彼女がプロデュースしたガールズグループ“HANA”や、多様性をテーマにした「No No Girls」オーディションの成功が語られました。

ちゃんみなは「報われるべき才能が報われる時代を作りたい」と語り、このオーディションの理念についても説明しました。従来のイメージにとらわれないオーディション形式を取り入れ、身長や体重、年齢に縛られない新しい挑戦が、多くの共感を呼ぶ要因となったのです。

彼女はさらに「多様性を理解することは、見た目やジェンダーに限らず全てを受け入れること」と主張し、「それぞれの持つイメージによって相手が持つ選択肢が減る」と語りました。特に、性別や年齢による固定観念を打破し、個々の持つ本来の魅力を引き出すことで新たな道を切り開くことが求められています。

また、山崎氏は多様性の具体的な定義は難しいとしながら、参加者に自身の意見を問いかける場面もありました。このようなディスカッションを通じて、参加者同士の意見を交わし、互いの考えを深める機会が生まれました。

日本における多様性の重要性についても言及され、日本のアイデンティティを尊重しながら、グローバルな舞台で活躍することの意義が語られました。「モノマネではなく、本物が注目される時代を一緒に作っていこう」とのメッセージには、多くの参加者が共感しました。

イベントの締めくくりには参加者からの質問に応え、「日本の音楽業界で期待することは、オリジナリティ」と答えたちゃんみな。彼女の言葉には、「妊娠中に支えてくれたのは“おかんバイブス”だった」との発言もあり、心の温かさが感じられました。「皆さんも心におかんを宿してほしい」という言葉に会場からは拍手が起き、イベントは盛況のうちに幕を閉じました。

このイベントを通じて、ちゃんみなが描く未来のビジョンがより明確となり、多様性を尊重した音楽界の実現へ向けた一歩として、多くの参加者に刺激を与えたことは間違いありません。今後もこうした取り組みを通じて、音楽の可能性を追求していくことが期待されます。


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