再びリオのカーニバルへ
2026年2月15日、ブラジル・リオデジャネイロで開催されるリオのカーニバルに、日本のサンバチーム「Quer Swingar Vem Pra Cá」が出場します。2018年から7年連続の出場となる本チームは、毎回異なるテーマを掲げており、今年のテーマは「子どもたちと話そう・未来について語ろう」です。
このサンバチームを率いるのは、代表の宮澤摩周氏。彼はブラジルと日本の文化をつなぎ、多様性を祝うサンバの魅力を広める活動をしています。今回のカーニバルにおいては、子どもたちの無限の可能性と想像力に思いを寄せ、彼らが未来を創る力を称賛する目的があります。
カーニバルの魅力
リオのカーニバルは、世界中から人々が集う音楽と踊りの祭典です。街全体が舞台となり、さまざまな文化や価値観が交わるこの場で、サンバはその文化的な魅力を最も体感できる機会です。今年もサンバを通じて、ブラジルと日本、世代と文化の架け橋となる演奏が行われる予定です。
現地での2月13日には、日本人学校で子どもたちにサンバの演奏を披露する予定もあり、現地の子どもたちとの貴重な交流も計画されています。
テーマ「子どもたちと未来」
テーマ「子どもたちと話そう・未来について語ろう」は、昨年の「平和」についての演奏から派生して生まれました。宮澤氏は、子どもたちの未来を語ることが平和を考え直すことにつながると信じています。このテーマをもとに制作されたオリジナル楽曲は、サンバのパフォーマンスとして演奏され、子どもたちの自由な想像力や違いを受け入れる力が表現される予定です。
当団体の背景と活動
「Quer Swingar Vem Pra Cá」は、宮澤氏が2012年に結成した東京のサンバ団体で、リオのカーニバルにも数多くの経験を積んでいます。メンバーは学生からプロミュージシャンまで幅広い年齢層で構成され、現地の文化を学びながら「ホンモノのサンバ」を追求しています。
演奏の構成と特色
演奏は、サンバの原点であるroda de samba(ホーダ・ヂ・サンバ)から開始し、観客と共に作り上げるスタイルです。打楽器の力強いリズムが響き渡り、batucada(バトゥカーダ)で一体感を醸し出します。そして、クライマックスには、「子どもたちと未来」をテーマにしたsamba enredo(サンバ・エンヘード)として演奏されます。
カーニバルへの準備
カーニバルの準備は約半年かけて行われ、パフォーマンステーマの決定やオリジナル楽曲、シャツ制作などが進められています。最終的には、リオ市の承認を受けて公式出場が実現する運びとなっています。
最後に
緊張感と期待が膨らむ中、宮澤氏は「子どもたちと未来についてのメッセージを届けたい」と語っています。このサンバが日本とブラジルを、そして子どもたちの未来を明るく照らせることを願い、リオでの演奏に向けて心を燃やしています。最も大きな祭典の一つに出場する彼らの挑戦をあたたかく見守りたいですね。