BATジャパン、新体制でオーラルたばこ「VELO」の強化に乗り出す
2026年3月26日、BATジャパンは新社長マウリシオ・ララの就任を発表し、設立25周年を祝う機会に日本市場におけるオーラルたばこブランド「VELO」に重点を置いた新体制での取り組みを開始することを宣言しました。現在、スモークレス市場が急速に成長する中、BATジャパンはその波に乗り、日本の消費者ニーズに応えるため、オーラルたばこ事業に力を入れていくことになります。
スモークレス製品へのシフト
BATジャパンはグループ全体の長期戦略として、2035年までに収益の半分をスモークレス事業から得ることを目指しています。日本市場でも既に収益の50%以上をスモークレス事業が占めており、今後はその成長をさらに加速する方針です。オーラルたばこは煙や臭いが出ないため、周囲への配慮が求められる現代において、特に注目されています。このトレンドは、社会環境や消費者の嗜好の変化を反映したものと言えるでしょう。
オーラルたばこ市場の拡大
オーラルたばこは、歯茎と頬の間に挟んで使うタイプのスモークレス製品で、2022年の時点で日本における使用者数は約30万人から、2025年には約90万人へと拡大すると予測されています。2030年には400~500万人に達する可能性があると見込まれており、ますます普及が進むことが期待されています。なお、スウェーデンではオーラルたばこの使用率が紙巻たばこの約3倍に達しており、喫煙関連疾病の死亡率も最も低い水準です。
VELOの強みと成長戦略
日本市場でのオーラルたばこブランド「VELO」は、グローバルでシェアNo.1のブランドとして知られており、日本での販売量も年々倍増しています。特に、豊富なフレーバーとミニサイズのパウチにより、日本人のニーズに応え、利便性を提供しています。また、2020年に変わった健康増進法により、全国的に喫煙環境が厳しくなる中、周囲に配慮した製品として需要が高まっています。
BATジャパンは、2026年に向けて喫煙者に100万回以上の体験機会を提供する計画です。さらには新たな販路の拡大や、文化との連携を通じて「その瞬間をREMIX」というキャンペーンを展開します。これにより、音楽やアート、ゲームを通じてオーラルたばこの新しい楽しみ方を提案し、消費者の関心を引く試みを進めます。
未来への展望
BATジャパンの社長マウリシオ・ララ氏は「新しい体制のスタートにあたり、日本市場でのスモークレス製品の普及が進む中、加熱式たばこに加えてオーラルたばこVELOをさらに充実させ、多様で使いやすい選択肢を提供していく」と述べています。これからの展開が楽しみですね。
まとめ
BATジャパンが新たな体制でオーラルたばこ事業の強化を図る中、今後どのようなインパクトをもたらすのか注目が集まります。スモークレス市場が成長を続ける中、社会的な健康志向に応えた取り組みが期待されています。