サファイアテラ・キャピタルが三陽商会へ提案
サファイアテラ・キャピタルは、三陽商会に対して特別配当の実施を提案しています。この提案は、企業価値を向上させるための重要なステップとして位置づけられており、特別配当の実施が三陽商会の株主還元を強化するとともに、過剰資本の問題を解決することを目指しています。
特別配当の詳細
提案されている特別配当は、1株あたり1,200円、総額約120億円となり、2026年8月31日を基準日として翌月の9月16日から配当が支払われる予定です。この配当は、三陽商会が同年に予定している株式分割(1株につき3株)と連動して実施されることから、企業価値の向上を視野に入れたものであります。
サファイアテラの目的
サファイアテラは、過一年間にわたり、三陽商会の企業価値を上げるためにさまざまな施策を講じてきました。過剰資本が企業の資本効率を下げ、株式市場での評価を押し下げていると考えています。これは、企業の本源的な価値が正当に評価されない原因となっています。この提案を通じて、企業のROE(自己資本利益率)を現在の6%から8%に引き上げ、株式市場での評価向上を目指しています。
資本政策の歴史
サファイアテラは、三陽商会の経営陣に対して過去にも、160億円の自己株式の取得や、三井物産の完全子会社化を提案していましたが、経営陣はこれらの提案に対し十分な対応を行っていないとの認識を持っています。特に、経営陣が行った自己株式取得は、過剰資本を解消するには不十分であるとサファイアテラは考えており、現在の資本に対する管理が求められています。
投資方針への懸念
さらに、サファイアテラは、経営陣の現在の投資方針が規律を欠き、企業価値を損なうリスクが高いと指摘しています。コロナ禍以降、三陽商会は新規ブランドの乱発や高い在庫水準が続いており、これにより過去2年間で20億円が無駄に費消されています。また、本社ビルや青森工場の建替え計画には巨額の資金が必要であり、直接的な利益をもたらす見込みがないとされています。
株主の皆様へのお願い
サファイアテラは、経営陣が投資計画を見直し、必要な成長投資に資本を振り向けるよう求めています。また、過剰資本を解消し、株主に還元することが企業価値を向上させるためには不可欠であると信じています。今回の特別配当提案について、株主の皆様には前向きにご検討いただき、来る定時株主総会において賛同していただくようお願い申し上げます。
この提案に関するお問い合わせは、
info@sapphireterra.comまでお願いします。公式ウェブサイトは
sapphireterra.comです。