腰の負担を大幅に軽減!日清丸紅飼料の新たな取り組み
日清丸紅飼料株式会社の総合研究所が、最新のアシストスーツを導入しました。このスーツは、東京理科大学発のスタートアップ企業・株式会社イノフィスが開発した「マッスルスーツSoft-Power®」と「マッスルスーツEvery®」です。
最新技術が実現する腰痛対策
導入されたのは、腰の負担を35%も減少させる力を持つ「マッスルスーツSoft-Power®」が3台、「マッスルスーツEvery®」が1台。これにより、日清丸紅飼料の研究所では、重量物を扱う際の身体的な負担を軽減することが期待されています。
現場の現状と課題
日清丸紅飼料の研究所は、主に畜産や水産向けの飼料の試験研究や品質管理を行っています。ここでは、20〜30kgといった重い物を取り扱う作業が頻繁に発生し、その結果、多くの職員が腰痛を訴えていました。
従来、正しい姿勢やストレッチなど子供っぽい対策が試みられましたが、効果は限られていました。そこで、より効果的な解決策としてアシストスーツの導入が決定されたのです。
実際の使用感
日清丸紅飼料の石川直人様は、「マッスルスーツを導入してから、翌日の疲れが全く違う」と使用者の声を紹介しました。連日の飼料製造の作業でも、体の重さを感じることなく作業ができ、その快適さを実感しているとのことです。今後、さらなる導入が進むことが期待されています。
具体的な製品紹介
マッスルスーツEvery®(エブリィ)
このアシストスーツは、最大25.5kgfの補助力を発揮し、3.8kgと非常に軽量です。電力を使用せず、圧縮空気を利用した人工筋肉が効果を発揮します。製造業や介護、物流現場など幅広く利用可能です。
マッスルスーツSoft-Power®(ソフトパワー)
この製品は最強クラスの補助力を持ち、腰への負担を大幅に軽減します。特に作業の際に腰を支えるために設計されており、介護現場や農作業でも威力を発揮します。
体験ショールームの開設
イノフィスは、アシストスーツを実際に体験できる「神楽坂ショールーム」を2025年5月に開設します。介護や農業、物流など、多様な業界の方々が、製品を直接試すことができる貴重な機会です。
- - 所在地: 東京都千代田区飯田橋4丁目10-1 セントラルプラザ 2階
- - 営業時間: 平日火曜~金曜10:00~17:00(完全予約制)
- - 予約方法: こちらから予約
新しい技術がもたらす労働現場の変化が、今後どのように進展していくのか、注目が集まります。