新たな化粧品原料「Fromage EVs」とは
北海道大発の株式会社LABバイオテックが世界初の「乳酸菌由来エクソソーム」を使用した新しい化粧品原料「Fromage EVs」を発表しました。この革新的な美肌ケア素材は、乳酸菌から抽出された特有の細胞外小胞(Extracellular Vesicles: EVs)を高純度で精製する技術によって生まれたものです。その流れの中で、特に注目されるのが、従来のヒト由来エクソソームに代わる特徴を持つことです。
「ダブルエクソソーム」とは
「Fromage EVs」には、2種類のエクソソームが含まれています。この特性により、表皮細胞のターンオーバーを促進し、肌の生まれ変わりをサポートします。これまでに900株以上の乳酸菌から特有の細胞外小胞を抽出する技術が確立されており、特許申請も行われています。
環境に優しいアップサイクル
面白いことに、「Fromage EVs」は廃棄されるチーズホエイを有効活用したサステナブル美容原料です。日本では年間約40万トンものチーズホエイが排出されていますが、これをアップサイクルすることで環境への負担を減少させることができます。この素材を利用することで、皆様が美容だけでなく、地球環境にも配慮することが可能になるのです。
効果の高さが確認される
実際に行われた表皮細胞増殖試験では、「Fromage EVs」がヒト幹細胞由来エクソソームと同等の細胞増殖促進作用を示しました。これにより、肌のくすみの改善やバリア機能のサポート、肌の生まれ変わりの正常化など、さまざまな美容効果が期待されています。
インナーケアとしての可能性
さらに、この乳酸菌由来のエクソソームは、経口摂取でも効果があることが報告されています。消化管を通過し、血液中に到達することで、内側からの美容効果も期待できるというわけです。「Fromage EVs」は、化粧品だけでなく、インナーケアとしての応用が可能で、外側と内側の両方から美をサポートします。
今後の展開
この革新的な原料を使用したスキンケア製品は、急成長中の化粧品メーカー・ジェネリック化粧品によって開発が進められています。彼らはすでに製品化を進めており、今後の展開に非常に期待が寄せられています。
代表の想い
LABバイオテックの代表取締役、村上睦氏は、「Fromage EVs は、乳酸菌研究と発酵技術から生まれた新たな美容科学です。世界中の人々に安心で安全なサステナブルな美容を提供していきたい」と語ります。また、ジェネリック化粧品の新津一也代表も、「高品質な化粧品を提供するという理念と密接に結びついた非常に魅力的な原料です」とコメントしています。
このように、LABバイオテックが開発した「Fromage EVs」は、美容業界における新たな選択肢として、多くの期待を集めています。環境への配慮を持ちながら、リッチな効果が期待できるこの原料を、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。