株式会社コンヴァノが業績予想を上方修正
東京都渋谷区に本社を構える株式会社コンヴァノが、本日開催された取締役会にて2026年3月期の通期業績予想を上方修正することを発表しました。もともとは2025年9月5日に公表された予想でしたが、予想を大幅に上回る結果が見込まれています。
経営状況と業績の背景
上方修正された通期業績予想によると、主な理由はインベストメント&アドバイザリー事業におけるBTC言語相場からの収益機会が予想以上であったことです。この事業は、デルタニュートラル戦略に基づいたガンマ・スカルピングやオプション取引を活用し、大いに収益をあげたとされています。市場環境が波動的であったため、オプションプレミアムの増加や時間価値(Θ)が利用され、全体的な収益の安定化に貢献しました。
このように、インベストメント&アドバイザリー部門の売上と利益が当初の計画を大幅に上回ったことで、通期連結業績全体が押し上げられたこととなります。
今後の展望
株式会社コンヴァノは、2027年3月期に売上収益を23,700百万円、営業利益を9,500百万円にすることを目指しており、「補完コード2029」の中期経営計画に沿って堅実に進捗しています。今後は国際的な執行体制の強化を図り、特にヴァージン諸島に設立する100%子会社を基盤として、BTCオプション取引や自己勘定ディーリングの拡充を目指します。
また、資本循環モデルを引き続き推進し、資本効率の向上を目指す考えです。これにより、将来的な収益機会の拡大が期待されます。
新規事業も注目
この業績予想には今後の新規事業は織り込まれていないものの、AIデータセンター事業やグリーン・ビットコインマイニング事業、法定通貨連動型ステーブルコインの開発に関する計画の発表が続いています。特に、医療機関向けの在庫管理支援事業や海外子会社の設立など、多岐にわたる新規展開が見込まれており、今後の成長に寄与すると考えられています。
株式会社コンヴァノについて
株式会社コンヴァノは、「新しい価値の創造と機会の拡大」を理念に、全国にネイルサービスチェーン「FASTNAIL」を展開しています。美容やライフスタイルの領域で、デジタル・マーケティングやAIシステム開発のノウハウを活かし、優れたサービスを提供しています。今後はWEB3インフラ分野への進出を視野に入れ、業界内での地位を確立する目標を掲げています。このように、多角的な事業展開により、ますます目が離せない企業となることでしょう。
詳しい情報は、公式コーポレートサイトをぜひご覧ください。
株式会社コンヴァノ