アダストリア、常総物流センターに最先端ロボット導入で効率60%向上！

アダストリア、常総物流センターの革新

株式会社アダストリアは、物流業務の効率化を目的とし、茨城県常総市の同社物流センターに最新のオートメーション設備を導入しました。このプロジェクトは、グループのさらなる成長を見据え、最先端技術の力で物流効率を最大60%向上させることを目指しています。

作業環境の改善

アダストリアの物流子会社であるアダストリア・ロジスティクスが中心となり、オークラ輸送機株式会社やプラスオートメーション株式会社と連携。このプロジェクトの目的は、少子高齢化による労働力不足に対処し、ブランドリテール事業の成長を支えるために、効率的で持続可能な物流ネットワークの構築です。

新たに導入されたシステムは、国内最大級の仕分けシステムを含む、保管・ピッキングを行うための搬送ロボットを組み合わせています。この最新技術により、作業キャパシティが従来よりも40%増加し、生産性も60%向上しています。物流センターは、アダストリアが展開する9つのブランド・約800店舗への出荷を支える重要な役割を担っています。

未来を見据えた取り組み

2025年には、関西地方に新たな物流拠点を開設する計画も進んでいます。この拠点により、配送リードタイムの短縮やビジネス継続計画（BCP）の強化を図り、バリューチェーン全体の最適化を目指します。アダストリアグループは、成長を続けるブランドリテール事業に対応するための物流戦略を推進中で、さらなる効果を期待できます。

オートメーションの具体的な進展

特に注目されるのは、国内初の3区画に120台の仕分けロボットを導入したことです。これにより、800の店舗の仕分け作業が自動化され、働く人々の負担軽減にもつながります。また、段ボールの搬送作業も自動化され、効率的に行われるようになります。これらの取り組みは、アダストリアグループが力を入れる「中期経営計画2030」に基づき、長期的な成長を実現するための重要なステップです。

地域社会との連携

アダストリアは、地域社会との連携を強化し、安心・快適な労働環境を提供することを重視しています。現代の流通業界は変革が求められており、アダストリアもその波に乗って、効率と持続可能性を両立させた革新を続けていきます。今後も高品質なサービスを提供し続け、顧客満足度を向上させることを目指して邁進していきます。