伝統と革新が織りなすイタリア料理の魅力
2024年11月、イタリア料理の祭典「第10回世界イタリア料理週間」が東京で開催されます。このイベントの公式プロモーションには、株式会社カーディナルが参加し、イタリア外務・国際協力相の支援のもと、イタリアの主要調味料の魅力を幅広く紹介します。イベントは11月24日から12月7日までの2週間に渡り、日本各地で行われる予定です。
イタリア料理のユネスコ無形文化遺産登録へ向けた取り組み
今回のプロモーションは、イタリア料理のユネスコ無形文化遺産登録に向けた投票(2025年12月10日)に関連しており、オリーブオイル、ワインビネガー、バルサミコ酢、海塩といった人気の4つの調味料に焦点を当てています。カーディナルは、イタリア料理が日本で普及する以前から、その魅力を発信してきた企業であり、今回のイベントはその成果を一層強化する機会といえるでしょう。
独自のメニュー開発と新たな味の発見
プロモーション期間中、カーディナルが運営するイタリアンレストラン6店舗としゃぶしゃぶ専門店2店舗の合計8店舗では、イタリアの伝統的な調味料を生かした特別メニューを提供します。シェフたちは、イタリアの食文化を尊重しつつも、カーディナルの独自性を加味した料理を開発しています。これにより日本料理とイタリア料理の融合を試み、食文化の架け橋となる新たな料理体験を提供することを目指しています。
特にしゃぶしゃぶ専門店「銀座しゃぶ通」では、名物のごまだれやポン酢に加え、特製のつけだれとして直輸入の12年樽熟成バルサミコ酢とエクストラバージンオリーブオイルを使用します。和とイタリアンの新たな出会いを楽しむことで、食事がより特別なものになることでしょう。
プレス発表会の華やかな幕開け
プロモーションに先立って11月20日には、アンティカ オステリア デル ポンテにてICE主催のプレス発表会が開催されました。この場には27名のジャーナリストが集まり、イタリア調味料を用いた特別メニューと共に、カーディナルが直輸入するイタリアワインが振る舞われました。特に、参加者がイタリア料理の奥深さを体験し、質問を投げかける様子が印象的でした。
カーディナルの統括シェフ、ステファノ・ダル・モーロがジャーナリストたちの熱心な質問に回答し、イタリア調味料の奥深さについて語りました。彼のこだわりと創意工夫が詰まった料理一皿一皿が、参加者たちに深い感動を与えたに違いありません。
自慢の料理の数々
例えば、ウニとカリフラワーのムースは、シチリア産のエクストラバージンオリーブオイルとサルディーニャ産の海塩を使用した前菜です。海塩の柔らかな塩味がウニの甘味を引き立て、食べる者の胃を丁寧に迎え入れます。また、カボチャのフランには、バルサミコ酢の穏やかな酸味が隠れ、後味は驚くほどすっきりしています。
さらに、ホタテ貝のソテーには蕪のピューレと煮詰めたハチミツと赤ワインビネガーのソースが加わり、味わいのコントラストが楽しめます。そして、和牛ヒレ肉のソテーには、4種類のハーブを使ったオイルソースが添えられ、使用する調味料によって、肉の旨味を最大限に引き出す工夫が施されています。
アンティカ オステリア デル ポンテの誇り
最後に、アンティカ オステリア デル ポンテについて触れておきましょう。2000年にオープンして以来、ここは東京のイタリアンシーンでの重要な存在となっています。今年で23周年を迎えたこのレストランは、ミラノ本店の姉妹店としてその名を知られています。同店は数々の賞を受賞し、美食家たちに支持され続けています。この特別なレストランで、イタリアと日本の食材の出会いを楽しむことができるのは、まさに贅沢な体験です。
未来のイタリア料理シーンを担うカーディナル
カーディナルは、今後もICEと連携し、日本におけるイタリアの食文化の普及と継承に貢献する意気込みです。新たな食の価値を多くのお客様に届けるため、革新的な取り組みを続けていくことでしょう。この機会に、イタリア料理の奥深さと魅力を再発見してみてはいかがでしょうか?