宇宙に味わいを!吉川ナスから生まれる新たな食の可能性
地域の特産物として知られる「吉川ナス」を、宇宙食として再創造する試みが始まります。このプロジェクトは、株式会社paku2が主導し、福井県鯖江市の伝統野菜を未来の食として広めることを目的としています。2025年5月11日からクラウドファンディングプラットフォームCAMPFIREにて支援を募ります。
伝統的な食財の背景
「吉川ナス」は、その千年にわたる歴史を誇る野菜で、主に福井県鯖江市で育まれています。この地で受け継がれてきた食文化は、豊かな土壌、良好な気候、水が育む特別なものです。残念ながら、その真の価値は多くの人に知られていません。そんな中、鯖江市伝統野菜等栽培研究会の方々によって、吉川ナスの命は守られてきました。
プロジェクトの目的
paku2は、今回のプロジェクトを通じて、次の3つのステップを掲げています。
1.
持続可能な仕組みの構築
2.
価値のある商品への育成
3.
楽しさを広げる体験の提供
これらを実現することで、関わるすべての人々がより豊かになれる食文化を目指しています。
1. 持続可能な仕組みの構築
私たちは生産者との絆を大切にし、地域の特産品である吉川ナスを広めることで、消費者に栄養を届けるだけでなく、生産者や料理人、OEM企業との関係を強化していきます。たとえば、飲食店では取り扱いが難しい小ぶりなナスも、味に変わりはないため、積極的に使用していきます。
2. 価値のある商品への育成
これは「宇宙食」という最終目標に向けた第一歩です。まずは、日常生活に溶け込んだ保存食や防災食として吉川ナスを一般に広めることを計画しています。そのプロセスには、必要なものを常に確保する「ローリングストック」の概念も取り入れます。
3. 楽しさを広げる体験の提供
特に注目すべきは、寿司のフリーク、黒いダイヤモンドと称される吉川ナスを用いた新しい料理の展開です。中川弘之氏監修による「吉川ナスの茶碗蒸し」や「炊き込みご飯」は、それぞれ異なるテクスチャーと風味を楽しめる一品です。中川氏は、都内の寿司店で20年の経験を持つプロフェッショナルで、食の自由を追求するスタイルで活動されています。
プロジェクトの詳細
このプロジェクトは、温かい支援を得ることにより実現されます。目標金額は300万円。支援のリターンとしては、宇宙食セットや試食会、さらには出張寿司パフォーマンスなど、多彩な特典が用意されています。
180日間の期間中(2025年5月11日~6月29日)にて、皆様のご支援をお待ちしています。詳しくはCAMPFIREのページをチェックしてください。
株式会社paku2について
paku2は、地域特有の食材である地理的表示(GI)を活用し、新たな食の可能性を追求しています。日本発のボルドーワインのように、特別な逸品として世界中にその魅力を伝えようと奮闘しています。食文化の未来を変えるこの挑戦、ぜひ応援してください!