点々グランプリ受賞
2025-10-15 11:36:15

地域資源の循環を目指すマイクロエリアブランド「点々」がグランプリ受賞

地域資源の循環型ブランド「点々」が新たな評価を得る



2025年10月7日、東京ミッドタウン八重洲で開催された「POTLUCK AWARD 2025」において、地域の未来に貢献する活動として、株式会社点々がグランプリを受賞しました。このアワードは、地域経済を活性化させるために尽力する企業や団体を表彰するもので、全国から100件以上の応募が寄せられました。点々の取り組みが選ばれた背景には、地域資源の循環を通じて持続可能な社会を実現しようとする強い意志があります。

POTLUCK AWARD 2025とは?


「POTLUCK AWARD」は、地域の特性を活かした取り組みを広めることを目的とした評価制度であり、地域活動を支援する祭典でもあります。様々な企業やNPO、自治体、個人からのエントリーが集まり、一次審査を通過した12組が最終審査に臨みました。その中で点々が光り輝く存在として評価されたことは、地域の小さな取り組みでありながらも、その理念と活動が全国的に認められた証とも言えます。

「点々」の取り組みと理念


点々では、「養鶏から始まる地域の資源循環と風景づくり」をテーマに活動しています。具体的には、岡山県西粟倉村の知社地区を拠点に、純国産鶏『後藤もみじ』を平飼い方式で育てており、その飼育面積は一般的な平飼いの5倍に及ぶ広さです。このようにして生まれる鶏卵は、地域内で利用されていない資源を見事に活用し、地域の食文化を活性化させています。

鶏が食べる餌としては、調理で出る野菜くずや草刈り後の青草、規格外の米や野菜などが利用され、これによりリサイクルが促進されます。鶏糞は農業において肥料として使われるほか、鶏から生産される卵も地域内で消費されることで地域経済全体が活性化します。このように、点々では地域資源が循環している姿を目指しているのです。

塩辛い評価を受けて


授賞式で、取締役の羽田知弘氏は「103組中のグランプリに選ばれたことに驚きと感謝を感じています。私たちの小さな取り組みが日本中に広がることを願っています」と語りました。この発言からは、点々の活動が単なるビジネスではなく、地域住民と共に生きる豊かな社会を構築していくことが意図されていることが伺えます。

株式会社点々について


株式会社点々は、地域循環型企業として今後も持続可能な社会の実現に向けて、様々な取り組みを進める予定です。農業、食文化、宿泊サービスを通じて地域の豊かさを守り、「半径1kmの風景をつくる」ことをモットーにしています。また、インバウンドやアウトバウンドにも力を入れ、世界に誇れる「里山ブランド」としての成長を図ろうとしています。

今後も地域に根ざしたマイクロエリアブランドとして、点々の取り組みから目が離せません。地域資源の可能性を広げ、自らの手で未来を築く姿勢こそが、今後の地域経済を支える力になるでしょう。公式サイトやオンラインストアも運営しており、支援や興味を持つ方々はぜひ訪れてみてください。


これからの点々のさらなる発展を期待しましょう!


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