HYBEの新記録
2025-11-10 16:34:42

HYBE、進化を続ける K-POPの帝国としての新記録を打ち立てる

HYBEの新記録、K-POPの未来を築く



11月10日、HYBEは2025年第3四半期の決算を発表し、四半期売上で新たな記録を達成したことが報告されました。特にワールドツアーの影響から、連結売上は前年同期比で37.8%増の7,272億ウォン(約774億円)を記録し、これまでの最高売上を更新しました。

HYBEにとって、この成績は特別な意味を持っています。2024年第4四半期の実績である7,264億ウォンを超え、今年の総売上は約1兆9,300億ウォン(約2,055億円)に達し、2兆ウォンに迫る状況です。この背景には、BTSメンバーのJINのソロツアーや、TOMORROW X TOGETHER、ENHYPENのワールドツアーが大きな影響を与えています。

具体的には、直撃型の売上は4,774億ウォンを占め、全体の66%を超える成果です。特に公演部門は前年同期比で3倍以上の成長を遂げ、2,450億ウォンに達しました。一方で、音盤・音源の売上は減少したものの、間接参加型売上は2,498億ウォンで22%の増加を見せました。特にMDやライセンシング部門は、前年同期比で70%も成長し、好調を維持しています。

HYBEの成長戦略となる「マルチホーム・マルチジャンル」は、世界中の市場で目に見える成果を上げていることが示されています。グローバルガールグループKATSEYEの楽曲「Gabriela」はビルボード「Hot 100」で37位まで上昇し、自己最高記録を更新するなど、名実ともにK-POP界をリードする存在感を見せています。また、Spotifyでの月間リスナー数は3300万人を突破し、成長トレンドが続いています。

さらに、Weverseは第3四半期において黒字転換を達成し、多様なデジタル特典を提供する「Digital Membership」や広告収入が貢献する形となりました。これによりユーザーとの接点を更に増やす施策が進行中です。

ただし、HYBEの第3四半期の営業損失は422億ウォン(約45億円)に及び、これには新規投資や一回限りの事業費が影響しました。HYBE CFOのイ・ギョンジュン氏は今後の展望を語り、短期的な損失はあるが中長期的なファン層の拡大と収益基盤の安定化によって成長が期待できると述べています。

このような背景を受け、HYBEは北米市場においても新たなビジネスモデルへの転換を進めており、来年以降のBTS再始動と新規アーティストの成長がマイルストーンになると期待されています。また、HYBEはその戦略を改良しながら、アーティストの活動や収益源の維持に努め、K-POPの成長をさらに加速すると見込まれています。

HYBEのCEOイ・ジェサン氏は会社の基盤の強さを強調し、来年は収益構造の改善が本格化するだろうと展望を述べました。今後、BTSのカムバックやK-POPアーティストの活動が収益回復を促進し、過去のリーディングカンパニーとしての地位を確立し続けることが期待されています。


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