ハモン・コンソルシオセラーノ テイスティング・デイとは
2025年12月に、日本各地で開催される「ハモン・コンソルシオセラーノ テイスティング・デイ」は、スペインのハモンセラーノ協会による特別なイベントです。このイベントは、EUが推進する高品質な農産物のプロモーションの一環として、ハモンセラーノという魅力を広めることを目的としています。
ハモンセラーノは、厳しい生産基準をクリアしたスペインの生ハムです。100%スペイン産の豚を使用し、伝統的な手法で熟成されたこの生ハムは、職人の手によって一つ一つ丁寧に作られています。毎年、選ばれた製品が「Consorcio Serrano」の認証を受け、その品質は世界中で高く評価されています。特に、熟成に時間をかけることが、味わいや香りに奥深さを与えるのです。
日本での人気とその理由
最近では、日本においてもハモンセラーノの人気が高まっています。特に高級スーパーや専門店を中心に流通しており、ワインやチーズとのペアリング、さらにはサラダやパン、さらには和食との相性も注目を集めています。しかし、その魅力やスペイン独特の熟成技術については、まだ多くの人に認識されていません。このイベントでは、実際にハモンセラーノを味わい、その違いを体感できる貴重な機会となります。
イベント詳細
「ハモン・コンソルシオセラーノ テイスティング・デイ」は、12月の6日、12日、13日、20日、24日の土日を中心に、複数のスーパーマーケットで開催されます。具体的な実施店舗としては、リカーマウンテン RAKSAN三条御前店や食品スーパーマーケット三徳 茗荷谷店、ヤオコー新百合ヶ丘店などがあり、各店舗の営業時間に準じて行われます。
参加するメリット
このイベントに参加することで、参加者はただハモンセラーノを試食するだけでなく、背景にある製品のストーリーや熟成技術の奥深さをも学ぶことができます。ハモンセラーノが持つ卓越性の象徴である風味や香りを、実際に体験しながら感じることができるでしょう。こうした体験を通じて、ハモンセラーノの魅力がさらに広がり、参加者は新たなファンとしてその良さを友人や家族に伝えるかもしれません。
スペインハモンセラーノ協会について
スペインのハモンセラーノ協会は、1990年に設立された組織で、ハモンセラーノの品質を高めるために活動しています。この協会は、厳しい品質基準「Consorcio Serrano」を定め、伝統的な製法を守りながら、国際市場で高品質な製品が提供されることを目指しています。熟成期間は通常30週以上とされていますが、スペインハモンセラーノ協会では、さらに52週以上という基準を設けています。
終わりに
「ハモン・コンソルシオセラーノ テイスティング・デイ」は、スペインの豊かな食文化を知る絶好の機会です。この特別なイベントを通じて、本物のハモンセラーノの世界を体験し、その魅力を感じてみてはいかがでしょうか。ぜひ、友人や家族と一緒に足を運んで、スペインの香り高い贅沢を楽しんでください。