子どもたちの未来を支える新たな連携
森永製菓株式会社は、株式会社コドモンとの包括連携協定を締結しました。この協定は、2025年6月1日から開始され、子どもの健康教育や保健指導を支援することを目的としています。特に、口腔ケアの重要性を理解し、実践することを重視しています。
健康的な食生活のための口腔ケア
森永製菓は、2030年に向けて「ウェルネスカンパニー」の実現を目指し、心、体、環境の健康を顧客や社会に提供することに努めています。「食べること」が人生において重要な要素であることから、特に「自分の歯を守ること」が大切であるとの考えを持ち、そのための口腔ケアプロジェクトを推進しています。
このプロジェクトでは、子どもたちの口腔ケアが今後の健康や成長にどれほど影響するかを重視し、習慣を形成することを目指しています。
コドモンの教育支援サービス
一方、株式会社コドモンは、保育・教育業界向けにICTサービスを提供しています。特に、保育施設の業務効率化や質の向上を目指す「CoDMON」と、保育者がスキルアップできる「コドモンカレッジ」の運営を行っています。これにより、全国14,000の施設でそのサービスが利用されており、保育現場での支援に大きく貢献しています。
協力の内容
この協定の主な連携内容は、以下の通りです。
1. 子どもの健康教育や保健指導の支援
2. 保育者・教育者の質向上と負担軽減
3. 保護者の子育てにおける負担軽減
4. ICTサービスを活用した効果検証
具体的な取り組みとして、コドモンカレッジにて口腔ケアに関する研修コンテンツを共同で作成・提供します。2024年度からは、「乳幼児期の口の中の発達のヒミツ~噛む・飲み込む・歯磨きを発達面から支える~」という研修動画が配信され、保育者たちから高い評価を得ています。
さらに、日常生活で口腔ケアの重要性を理解できる啓発資料を共同開発することで、実践的なサポートを行います。これにより、子どもの健全な口腔育成を促進し、保育者の負担を軽減していきます。
今後の展望
この協定の成立を契機に、両社は密接な連携を続け、子どもたちの口腔健康を向上させていく取り組みを続けていきます。森永製菓は、コドモンとの連携によって、子どもたちに対して楽しく続けられる健康習慣を推進し、みんなのウェルネスライフをサポートします。2025年11月からは新たに口腔ケアに関するプロジェクトも始まりますので、ますます注目が集まりそうです。
コメント: コドモン代表取締役の思い
コドモンの小池義則氏は、森永製菓との協定が実現したことに喜びを表し、子どもの育ちや学びを社会全体で支える環境作りの重要性を強調しました。今後も保育者たちが自信を持って健康教育に取り組めるよう、協力して子どもたちの未来に寄与していく姿勢を示しています。
この協定により、子どもたちの健康な成長を支える新たなステップが踏み出されました。今後の取り組みがどう進展していくのか、大いに期待されます。