大阪万博「かるあげ」が10万食突破!
2025年10月4日、大阪・関西万博に出店する「かるあげ」キッチンカーが、累計100,000食の提供に到達しました。この快挙は、たった半年足らずの短期間での実績であり、特にプラントベース食品としては世界的にも稀有な成功例とされています。これまでの道のりを振り返ると、4月13日の万博開幕から、5月1日に1万食、5月31日に3万食と順調に数字を伸ばし、7月には5万食、9月には8万食を突破しました。そしてついに、10月4日に10万食の大台に乗せたことで、新たな食の可能性が示されました。
プラントベース食品の魅力
「かるあげ」は大豆と米を主成分とするプラントベース食品として、その特徴的な“軽さ”が多くの支持を集めています。揚げた料理であるにも関わらず、油っぽさが少なく、ヘルシーに楽しめるメニューが多い点が評価されています。また、PFC(たんぱく質、脂質、炭水化物)の整ったバランス設計は、健康志向の方にも嬉しいポイントです。
主なメニューには、人気の「かるカツバーガー」があります。大豆と米を使用して作り上げたカツを生パン粉で揚げ、トマトやキャベツ、特製ソースを挟んだこのバーガーは、1日あたり約300食も売れる人気商品。お客様からは「肉ではないのに満足感がすごい」との声が寄せられ、その美味しさが注目されています。また、「かるカツランチBOX」も同様に好評で、バラエティ豊かな内容が満足感を提供しています。
感謝キャンペーンを実施
この10万食達成を記念して、10月7日から31日まで感謝キャンペーンが開催されます。内容は多岐にわたり、例えば、公式Instagramをフォローし、アンケートに答えた方には限定500個の非売品トートバッグがプレゼントされます。また、公式ECでは初回20%オフのクーポンが配布されるほか、SNSに投稿することで初回50%オフのクーポンが入手できるというユニークな取り組みも。これにより、より多くのお客様が「かるあげ」の魅力に触れることができるチャンスとなるでしょう。
来場者の動向
「かるあげ」は、国内のお客様が約90%を占めており、老若男女問わず、多様な世代から支持を受けています。このように幅広い層に愛されている理由は、その食の多様性にあると言えるでしょう。アレルギーに配慮した設計がされており、ヴィーガンやオリエンタルベジ、ハラルなど、様々な食事スタイルの方々でも楽しめるようになっています。
未来の展望
株式会社エヌ・ディ・シー代表の市川吉徳氏は、10万食達成を「プラントベースの可能性を示す一つの証」と位置づけ、万博後もこの侑しさとおいしさの体験を広げていく意向を表明しています。今後は国内外の外食、給食、卸業者との共同開発も進め、さらなる商品展開を視野に入れています。
「かるあげ」ブランドは、万博を通じてその魅力を広め、全国そして海外への進出を目指しています。これからの食の楽しさの新しい形を、私たちも見守り続けましょう。