愛知県の老舗お亀堂が手がける新作和菓子「ミミズク」の魅力とは？

新作和菓子『ミミズク』の魅力

愛知県三河地域に位置する老舗和菓子店、株式会社お亀堂が新作の上生菓子『ミミズク』を発表しました。2025年10月1日からの販売開始です。この新しい和菓子は、地元で70年以上愛されているお亀堂の伝統を背景に、若手女性職人が手がけた特別な逸品です。

幸運の象徴「ミミズク」を和菓子で再現

「ミミズク」は、商売繁盛や金運を象徴する“福の鳥”として多くの人に親しまれています。今回の和菓子は、この魅力を忠実に再現しており、まるでアート作品のような風合いが特徴です。特に目を引くのは、細工を担当した石川未紗氏が手掛けた“見上げるような瞳”。ぷっくりとした目は、竹炭を使った羊羹で表現され、見る人に愛しさを感じさせます。

さらに、中のこし餡は上品で、外側の練り切り餡には香ばしい黒すりごまが使用され、甘さと風味の絶妙なバランスが楽しめます。手仕事が生み出す個性や想いが詰まったこの和菓子は、1つずつ異なる表情を持ち、まさに手作りならではの特別感があります。

若手女性職人の挑戦と革新

新作『ミミズク』を手がけたのは、お亀堂の注目を集める若手女性職人たちです。彼女たちは伝統を守りながら、新しい感性を取り入れた作品づくりに挑んでいます。「和菓子に感動を乗せたい」という強い想いが込められたこの作品は、生きているかのような存在感を与えます。これは、お亀堂が持つ「挑戦と革新」の精神そのものと言えるでしょう。