映画館で楽しむ新たな落語体験『扇町落語CUBE』の魅力とは

2025年12月26日（金）、大阪の扇町ミュージアムキューブにて待望の新イベント『扇町落語CUBE』がスタートします。このプロジェクトは、若手落語家・桂九ノ一氏との共催によって実現しました。

映画館と落語の新たな出会い

『扇町落語CUBE』は、映画館という異なる舞台で、上方落語を楽しむ新しい形を提案しています。通常は映画上映が行われる『CUBE03』という空間で、落語家たちがその魅力を発揮します。落語会の前後には映画も上映され、「落語と映画」をハシゴする楽しみが味わえます。この斬新な試みが、落語ファンはもちろん、映画ファンにも新たな体験を提供することになるでしょう。

桂九ノ一氏の思い

イベントの中心となるのは桂九ノ一氏。この若干の年齢で、上方落語若手噺家グランプリに二年連続で決勝進出した実力派です。桂氏は、自身の手掛ける落語会を「日常に溶け込む存在」として、気軽に楽しめるものにしたいと語ります。喫茶店や居酒屋でのパフォーマンスに加え、映画館という場所でも気軽に観客と触れ合いたいと願っています。

「ぜひ、カジュアルに来てほしい」と桂氏は語ります。観客との距離を縮めるために、あらゆる場所での演出を試みている彼は、今後の活躍にも期待が高まります。

楽しみ方は無限大

『扇町落語CUBE』の魅力は、落語を堪能しながら映画も楽しめる点にあります。例えば第1回目は、桂九ノ一氏と同世代の桂源太氏による二人会が行われる予定です。お仕事帰りに立ち寄れる平日開催ということもあり、多忙な現代人にぴったりです。

落語会は、普段の生活の中に溶け込むように設計されており、すぐにでも行きたくなるようなアットホームな雰囲気が漂っています。落語の楽しさを再発見し、新たな“グッとくる落語家”との出会いを楽しむことができるでしょう。どのような演目が披露されるのか、想像するだけでワクワクします。

入場方法とアクセス情報

『扇町落語CUBE』は、扇町ミュージアムキューブのCUBE03で開催されます。チケットは予約2500円、当日券2800円で、メールでの申し込みが可能です。会場は、大阪メトロ堺筋線「扇町」駅から徒歩3分とアクセスも良好です。夜の部や朝の部など、様々な時間帯に合わせたプログラムが用意されており、忙しい方でもチャンスが広がります。

全く新しい形の落語会、ぜひこの機会に体験してみてはいかがでしょうか。落語と映画の二重奏が織り成す新しい文化に触れることができる、貴重な体験になるでしょう。