ハウスあいファクトリーの取り組み
2025-12-15 15:02:41

大阪のハウスあいファクトリーが障がい者雇用で「もにす認定」を取得!

大阪のハウスあいファクトリーが障がい者雇用で「もにす認定」を取得!



2025年12月9日、大阪に本社を構えるハウスあいファクトリー株式会社は、厚生労働省から「障がい者雇用に関する優良中小事業主」に認定される「もにす認定」を取得しました。この認定は、障がい者と健常者が共に支え合いながら働く環境を整え、雇用促進に寄与している企業に与えられるものです。ハウスあいファクトリーは、日本のスパイス市場で知られるハウス食品グループの特例子会社であり、2009年の設立以来、障がい者の雇用に向けた積極的な取り組みを行ってきました。

障がい者雇用の実績



ハウスあいファクトリーでは、全従業員の約60%が障がい者です。企業理念として「安全・健康で働きやすい職場」を掲げ、聴覚、知的、精神といった多様な障がいに対応した職場環境を整備しています。新たに入社した障がい者に対しては、育成チームが教育訓練を実施し、OJTを通して製造に必要なスキルを習得させます。

同社では、特に聴覚障がい者に配慮し、生産設備の運転状態を視覚的に把握できるシグナルタワーを導入。また、ライン責任者への呼び出しボタンを設置し、スムーズなコミュニケーションを確保しています。このような取り組みにより、すべての従業員が互いに協力しながら、製品の品質向上に取り組んでいます。

毎日の学びとコミュニケーション



ハウスあいファクトリーでは、定期的に各種学習会を開き、互いの知識を高め合う環境が整っています。社員たちは社会人としてのスキルアップを目指し、健康維持や人間関係の構築にも力を入れています。ウォーキング・ハイキング、健康セミナー、食事会などのイベントを通じて、社員同士が楽しみながらコミュニケーションを図り、心と身体の健康づくりを支援しています。

これからの展望



ハウスあいファクトリーは、教育することを通じて、障がい者の社会参加を促進し、彼らの能力を最大限に引き出すことを目指しています。今後も引き続き品質の高い製品の製造に努めつつ、障がい者が活躍できる職場環境の拡大を図り、地域社会に貢献できる企業を目指します。また、2024年からは法定雇用率の引き上げが予定されており、同社もその流れを受けてさらに障がい者雇用の取り組みを強化していく方針です。ハウスあいファクトリーは、愛情、ふれあい、助け合いの理念を基に、全社員でより良い職場環境を築き上げる努力を続けています。

このような取り組みを通じて、ハウスあいファクトリーはただの食品工場ではなく、すべての従業員が共に成長するための場所でありたいと考えています。障がい者雇用の先駆けとなるべく、今後も注目が集まる存在となるでしょう。


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