山口智史が横浜アリーナで新たな挑戦
日本の音楽シーンで特に注目されるミュージシャン、山口智史氏(RADWIMPS)が、彼自身のソロツアー『The Past Can Be Changed - Talk and VXD live performance-』を横浜アリーナで開催することが決まりました。この公演は多くのファンからの支持を受け、すでに完売となった初演に続く追加公演です。
ジストニアとの闘い
山口氏は、2015年に“ミュージシャンズ・ジストニア”という神経の障害により、ドラマーとしての活動を無期限に休止していました。しかし、休養期間中に彼は病気と向き合い、慶應義塾大学の准教授、藤井進也氏と共にジストニア克服に向けた研究を始めました。活動の停滞を克服し、多くの困難にもかかわらず、彼はついにソロアーティストとしての新たなステージに立ち上がることを決意したのです。
ソロツアーの魅力
このソロツアーでは、ヤマハと慶應義塾大学との共同研究プロジェクトで開発された新技術「VXD」を用いたドラム演奏が行われます。この技術により、声でドラムを操作することが可能になったのです。2024年の研究発表会では、山口氏がVXDを用いた演奏を実演し、多くの注目を浴びました。彼はその際に自らの音楽の喜びを再確認し、その感動をファンと共有したいと考え、このツアーを実現させました。
横浜との深い縁
山口氏のルーツは横浜にあり、彼は中学生の頃から横浜アリーナに出入りしていたと言います。高校生の時には、横浜アリーナで開催される音楽コンテストにも参加しており、この地は彼の音楽キャリアにおける大切な場所です。新横浜の「NEW SIDE BEACH!」で彼の故郷とともに新しい技術を用いて演奏されるドラムが、いかに多くのファンや関係者の心に響くか、期待が高まります。これにより、山口氏の活動は同じ病気に苦しむ人々にとっても大きな希望の光となるでしょう。
公演詳細
追加公演は、2025年9月22日に新横浜の「NEW SIDE BEACH!!」で行われる予定です。この特別な夜、彼の音楽と共に過ごす体験は、参加者にとって特別なものとなることでしょう。
是非、彼の当前を応援するために足を運んでみてください。その音楽が持つ力を、間近で感じることができる貴重な機会になるはずです。彼の復活と新たな挑戦を見逃すことなかれ!