文化財130点を観る！「CREVIA マチュピチュ展」と新作「マチュピチュ缶」

2025年11月22日から2026年3月1日まで、東京・六本木に位置する森アーツセンターギャラリーで「CREVIA マチュピチュ展」が開催されます。この展覧会では、ペルーのラルコ博物館が所蔵する約130点の貴重な文化財が集結し、インカ文明やペルーの民芸文化の美しさを感じることができます。

展示の目玉は「金属羽飾付き頭飾り」

「CREVIA マチュピチュ展」の中でも注目すべき一品が、「金属羽飾付き頭飾り前面部」です。この美しいヘッドピースは展覧会の象徴でもあり、特に目を引く存在です。そのモチーフは缶のデザインにも取り入れられ、「マチュピチュ缶」の中心に置かれています。周囲には、マチュピチュ周辺の自然や文化を象徴する模様がガラス絵で描かれ、見る者を魅了します。

缶のデザインには、四角い部分に描かれた可愛らしいアルパカもあり、ペルーが誇る民芸文化とインカ時代の神秘が融合した独特の作品となっています。

展示品に施されたアステカの象徴

缶の側面にも魅力的なデザインが施されており、ペルウィアン・テキスタイルをもとにしたカラフルなアートの中に、アステカ文明の重要なシンボルである「太陽」と「月」が描かれています。これらの要素は、インカ文明を彷彿とさせる黄金の装飾や、ナスカの地上絵といった神秘的なオブジェクトとの融合を見事に表現しています。どのアングルから見ても色鮮やかで目を引くデザインで、訪れる人々に強い印象を与えること間違いなしです。

中身はグルテンフリーのトウモロコシ風味クッキー

新作「マチュピチュ缶」の内部には、グルテンフリーのトウモロコシ風味クッキーが5個封入されています。このクッキーは、インカ文明を支えた穀物であるトウモロコシをテーマにした贅沢なお菓子です。

甘さを控えたトウモロコシ風味のクッキーは、インカ文明の地域で生きていた人々の暮らしに思いを馳せる好機を与えてくれます。食べることで、古代の文化を味わう体験が可能です。