THE ORAL CIGARETTESがSiMとの共演で熱狂のファイナル公演を果たす

対バンツアー『ALL MY LIFE TOUR 2025』のクライマックス

THE ORAL CIGARETTESが11月18日、愛知・COMTEC PORTBASEで行った対バンツアー『ALL MY LIFE TOUR 2025』の最終公演は、大きな盛り上がりを見せました。この公演は、9月から全国を巡り、coldrainやSCANDAL、GO!GO!VANILLASといった豪華なバンドたちとの共演も話題となりました。特に、ファイナルの公演にはSiMが参加し、観客を熱狂させました。

SiMの圧倒的なパフォーマンス

公演の時間が迫る中、観客からの歓声が会場を満たしました。開演と同時に照明が落ち、SiMが「PANDORA」のエッジの効いたギターサウンドでステージを切り開くと、場内は一気に加熱。続く「WHO’S NEXT」では、拳を突き上げてダイバーが続出する中、SiMはその没入感で観客を圧倒しました。最新曲「CHAMPiONS」では、全体がヘッドバンギングする光景が広がります。その後も「DO THE DANCE」の熱気は凄まじく、観客も一体となって盛り上がりました。

山中拓也の思い

MCでは、THE ORAL CIGARETTESのボーカリスト山中拓也が、公演中止になった自身の主催フェス『PARASITE DEJAVU 2024』の出演バンドと対バンがしたいとSiMにオファーしたことを明かしました。さらに「伝説を作るのが我々バンドマンだ」と話しつつ、SiMとの対バンを心待ちにしている様子が伺えました。

この日は、SiMからの刺激を受けた山中が、ライブ開始から熱気を込めて観客を煽ります。「今日はファイナル、気合を入れて行きますよ！」という言葉で場内のテンションは一気に上昇。続く楽曲「DUNK feat.Masato (coldrain)」でも、メンバー全員が気合いを見せつけ、観客を引き込むことに成功しました。

迫力満点のアンサンブル

多彩な楽曲を披露し、山中は観客との一体感を重視した演出を続けます。中盤では「Tonight the silence kills me with your fire」というノイジーなナンバーや、解放感に満ちた「UNDER and OVER」を披露し、観客とバンドのシンクロ率は高まる一方。山中がハンドマイクを持ってステージを駆け回る場面では、観客の声援が一層大きなものとなります。

さらには、ファイナルということで、クライマックスには「狂乱 Hey Kids!!」や、強烈なタッグを見せた「CATCH ME feat.MAH (SiM)」が登場。山中からシンガロングを呼びかけた「Savior Of My Life」では、会場全体が一体感を味わう瞬間となりました。終わった後は、オーラルのファンからの熱いアンコールが続きました。

今後の活躍に期待

この年の最後となるライブとして、大きな意義を持ったこの公演。今後のTHE ORAL CIGARETTESは、年末の大型フェスや新たなツアーに続いて活躍を続けていく予定です。彼らの音楽とパフォーマンスから目が離せません。期待が高まる未来に、ファンも心を躍らせています。新たな挑戦と成長を遂げる彼らに、これからも注目していきたいと思います。