音楽と文学が交差する体験型企画『たちかわ第九』
12月22日に立川市で開催される「第1回 たちかわの第九」は、音楽と文学の交わりを楽しむ絶好の機会となっています。このイベントは、立川で文化活動を支える市民団体「Raise the STREAM」が主催し、アマチュアオーケストラ「Musica Promenade」による演奏会が中心です。
特に注目すべきは、立川の書店『泰明堂』で設けられた特設コーナー「たちかわ第九」です。昭和25年から続く本と事務用品の店として、地元の人々に親しまれてきた泰明堂は、この企画を通じて幅広い年齢層の人たちに音楽の魅力を伝えることを目指しています。
この特設コーナーでは、ベートーヴェンや「第九」をテーマにした書籍がズラリと揃い、それぞれの作品がどのように音楽理解につながるかを考えるきっかけを提供しています。選ばれた書籍は、指揮者の瓦田尚さんによる厳選されたものばかりです。さらに、音楽に詳しくない方でも楽しめるように、物語形式の作品や映画化されたもの、マンガ化された作品も含まれており、音楽の世界に自然と入り込むことができます。
特に、注目していただきたいのが美しい装丁の「音のでるしかけえほん」です。リボンで飾られたこれらの絵本は、視覚的にも楽しく、手に取った瞬間から心が弾み、贈り物にも最適です。店主の山内美予さんは「お客さまとの印象的なやりとりがたくさん生まれています。特に『第九』のチケットも取り扱っているので、来店されたお客様に声をかけて合唱団に入っていただいたりと、まさに特別な時間が流れています」と話します。
また12月22日には、会場内に物販ブースが設置され、さらに多様な商品が楽しめる機会となります。この日は、普段は店舗を離れることが少ない泰明堂の方も、とても楽しみにしている様子で、皆さんに直接お会いできることを待ち望んでいます。
立川の文化を育む市民団体
「たちかわ第九」は、地域の文化を育てる市民団体「Raise the STREAM」の initiative の一環です。地域の人々が参加することで、音楽文化がさらに深まることを期待しており、アマチュアのスピリットで取り組んでいます。
音楽はもちろん、文学やアートが交差するこの特設コーナーは、時間を忘れて楽しむことができる空間です。これからの時期、文化的な体験を求める方々にとって、最適なフィールドとなることでしょう。地域の方々や音楽愛好者、ぜひ足を運んでみてください。楽しくて新しい出会いが待っていること間違いなしです!
特設コーナーについて
- - 期間: 2025年12月30日(火)まで
- - 店舗: 泰明堂(たいめいどう)
- - 場所: 東京都立川市羽衣町2-31-1
- - 営業時間: 10:30~18:30(定休日:土曜・日曜・祝日)
この年末に、立川で音楽と文学が交わる新しい体験をしてみませんか?