地方からビバリーヒルズへ:新たなる挑戦
2026年、アメリカのビバリーヒルズで開催される「JAPAN-O FOOD & BEVERAGE SHOWCASE 2026」。この商談会では、日本の地方産品がアメリカの富裕層に向けて高付加価値として提案されます。このプロジェクトは株式会社KKTエンタープライズ(KKTEP)が主催し、地方の小規模事業者の新たな販路開拓を目的としています。
KKTエンタープライズの取り組み
KKTEPは、熊本を拠点に全国の中小企業の商品の開発や販路開拓を支援してきました。これまでの取り組みを経て、新たに「新・JAPANブランド」を立ち上げ、アメリカの富裕層をターゲットにした商談会を開催しています。昨年6月には、ニューヨークとロサンゼルスで初の商談会を実施し、13地域から17社が参加。参加者からは「日本らしい商品が発見できた」との評価をいただきました。
富裕層への訴求方法
アメリカ市場に進出するには、価格競争だけでは成功が難しいことをKKTEPは理解しています。そこで、地方産業ならではの「希少性」と「品質」を強調し、富裕層へ向けて販売する商品を開発。特に注目したのは、アメリカの富裕層が理解できる商品価値の変換です。
ザ・ビバリーヒルズホテルでの開催
場所に選んだのは、著名人たちにも愛される「ザ・ビバリーヒルズホテル」。この歴史あるホテルは、富裕層の目に留まりやすく、展示会の価値を高めます。この環境を活かし、参加者にはわかりやすい形でのプレゼンテーションを実施していくことが狙いです。
一堂に会する13社
2026年にビバリーヒルズでの商談会に参加するのは、厳選された13社。彼らは独自性や品質、ストーリー性を持つ商品を揃え、アメリカに提案します。具体的には、熊本県や宮崎県、新潟県などの企業が自慢の製品を持ち寄り、それぞれの地域の特性を活かしたプレゼンテーションを行います。
選ばれた企業の紹介
1. オオヤブデイリーファーム(熊本県)
2. 川上製茶(熊本県)
3. 球磨川アーティザンズ(熊本県)
4. 桃中軒グローバルフードマーケティング(静岡県)
5. 間野産業 太平寺うどん(宮崎県)
6. キムラ漬物工業(宮崎県)
7. トーフミート(山口県)
8. 毛利製麺(高知県)
9. 飛騨クラフト(岐阜県)
10. がんこ屋(新潟県)
11. 米粉パン専門店結Musubi(和歌山県)
12. 篤農メロン(高知県)
13. そら農園(高知県)
この商談会は、単なる商品紹介にとどまらず、来場者を飽きさせないよう、展示や映像を取り入れたインタラクティブな体験を提供します。
新たなプラットフォームの構築
2025年、KKTEPはアメリカ法人の食品輸入事業を行うFresh Foods Master Inc.と連携し、輸出事業を加速化。それにより、日本の地方事業者がアメリカ市場にアプローチするためのワンストッププラットフォームを構築しました。このプラットフォームでは、輸出に関するあらゆるサービスが提供され、事業者が抱える様々な課題を解決するための支援が行われます。
地方からの新たなる挑戦は、今後も注目されるでしょう。ビバリーヒルズでの商談会が地方産品の可能性を広げ、アメリカ市場への架け橋となりますように。