ヘアデザインの祭典
2025-03-19 13:35:52

時代を超えたヘアデザインコンテスト「id 2024」ファイナルの魅力とは

ヘアデザイナーのための夢舞台、id 2024ファイナルステージ



2025年2月18日、東京国際フォーラムで開催された「id 2024ファイナルステージ」は、40年以上の歴史を持つヘアデザインコンテストの集大成です。このイベントは、理容師、美容師、そして理美容学生がアイデンティティを発信できる場として、多くの才能が集まりました。主催はタカラベルモント株式会社が展開する化粧品ブランド、LebeL(ルベル)。今回のコンテストでは、特に「Creative Design Award(クリエイティブデザインアワード)」が注目を集めました。白熱した競争が繰り広げられたこの日は、無限の創造力を発揮するための舞台となりました。

複数の部門で競い合う、革新的な形式



今年度の「id 2024」では、三つの部門が設けられました。「Creative Design Award」では、理容師や美容師が創造性を活かし、モデルの個性を引き立てるデザインを競いました。また、一般投票によって選ばれるフォトコンテスト「Salon Style Award」も新たな形に進化。この部門では、実際にサロンで支持されるヘアスタイルを一般の投票で評価します。さらに、「Selfie Award」では、理美容学生が自身をモデルにしたフォト作品で自己表現を競い合うというユニークなコンセプトです。

これによって、年齢や性別にとらわれず、誰もが平等に自己表現を行うことができる場が生まれました。

ファイナルのテーマと参加者の競演



ファイナルステージにおいて、「クリエイティブ デザイン アワード」のテーマは、レディース部門が「Romantic Feeling(ロマンチック フィーリング)」、「メンズ部門」が「Effortless Elegance(エフォートレス エレガンス)」という二つの異なる視点が設定されました。日本国内から選ばれた30名と、海外から参加した6名がそれぞれの解釈でアートを生み出し、アワードセレモニーで華やかに歩を進めました。

アワードの審査員は、業界で活躍するトップクリエイターたち。彼らの前で競い合う姿は、参加者自身の成長の証でもありました。

過去の実績を受け継ぎ、新たなスタイルを創造



「id 2024」はこれまで歴代のコンテストを受け継ぎつつ、毎年新しいテーマを設定し、多様な参加者を迎えています。主催者であるタカラベルモントは「美しい人生を、かなえよう」というパーパスを掲げ、理美容業界のプロたちが新しい風を創り出すことを支援しています。このような姿勢が、コンテストを通じて多くの若手理美容師や学生に勇気を与えているのです。

受賞者の栄冠とその作品



そして注目を集めたのは、各部門で選ばれた受賞者たちです。レディース部門のGOLD Prizeに輝いたのは、LECOの高橋太朗さん。彼の作品は、甘美な空気感を追求した美しさが印象的でした。メンズ部門のGOLD Prizeは、同じくLECOの松留優香さんが受賞し、上品さを表現したスタイルが高く評価されました。

また、「Salon Style Award」部門ではAMA TOKYOの蓬莱たけるさんがGOLD Prizeを獲得。サロンで支持されるトレンドを見事に捉えたスタイルは、多くの投票者からの共感を呼びました。

セルフィーアワードのGOLD Prizeは、仙台中央理容美容専門学校の平塚美紅さんが受賞し、自分自身を原動力にしたスタイルで注目を浴びました。受賞者たちの作品は全て、公式サイトで見ることができます。

未来への展望とサポート



タカラベルモントは、これからも業界の多様性を尊重し、新たな才能を育てるプラットフォームを提供し続けます。彼らのビジョンは、ただのコンテストに留まらず、理美容業界の発展のために貢献していくこと。次世代のヘアデザイナーたちが、自らの感性を信じて自由に表現できる環境を整えることに注力しています。

このように「id 2024」は、ただの競技会ではなく、クリエイティブなサロンの未来を切り開く重要な場となりました。参加者たちの情熱が感じられたこのイベントは、理美容業界に新たな風を吹き込むものとして、今後も期待されることでしょう。


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