健康促進のための取り組み
三重県桑名市に本社を構えるヤマモリ株式会社が、地域の健康促進を目的として自身の機能性表示食品「GABA100睡活ビネガー」を987本寄贈しました。この取り組みは、桑名市がSleep Network Hub「ZAKONE」に加盟し、睡眠課題の解決に向けた活動をすることを受けて実施されたものです。
寄贈の背景と目的
桑名市は2025年に「ZAKONE」への加盟を発表し、特に子育て家庭のウェルビーイング向上に向けた施策を計画しており、その一環としてヤマモリが提供する「GABA100睡活ビネガー」が地域の住民に向けて配布されることが決まりました。このビネガーは睡眠の質を向上させる機能があり、複数のイベントで紹介される予定です。特に、2025年の「春の睡眠の日」に共同イベントの実施が計画されています。
寄贈式の模様
寄贈式は2025年の10月3日に行われ、ヤマモリの上席執行役員松本裕子氏が参加しました。特別な意味をこめて桑名市に合った987本(クワナ本)の目録が贈呈されました。地域貢献の一環として、ヤマモリは自社の商品を通じて市民の睡眠の質向上に寄与したいという強い思いを持っています。
「GABA100睡活ビネガー」とは?
「GABA100睡活ビネガー」は2023年9月に発売された、乳酸菌飲料の味が特徴のビネガードリンクです。一杯あたりに含まれるGABA(γ-アミノ酪酸)は100mgで、睡眠の質を向上させる機能があるとされています。また、一日摂取目安量は100mgですが、仕事や勉強による精神的疲れを軽減する効果も報告されています。このビネガーは、特に睡眠に関する悩みを抱える方に向けて設計されており、すっきりとした目覚めの手助けをします。
睡眠課題を解決するコミュニティ「ZAKONE」
「ZAKONE」は、株式会社NTTDXパートナーとNTT東日本株式会社が運営する企業間コミュニティで、日本の睡眠に関する課題に特化した新規事業の創出やサービスの開発を行っています。このようなホットなテーマに対して異業種の企業が力を合わせて取り組む姿勢が新たなソリューションを生み出すきっかけとなっています。
ヤマモリの歩みとGABA製造の背景
1889年に創業したヤマモリは、醤油の醸造を基にした長い歴史を持つ企業です。2004年には、自社の技術を駆使し、GABAを生み出す乳酸菌の単離に成功し、そのプロセスの特許も取得しました。これにより、GABA関連商品、特に「GABA100睡活ビネガー」の開発へと大きく貢献しています。このような背景からも、ヤマモリは地域社会の健康や生活の質の向上を重要視し、今後も地域社会とのつながりを深めていく所存です。
今後の展望
ヤマモリは「GABA100睡活ビネガー」を通じて桑名市の睡眠課題解決に向けて引き続き活動を行い、地域の皆様の健康を支える役割を果たします。また、今後もさまざまなイベントと連携し、睡眠に関連する知識や情報を市民に提供することで、より良い未来へ向けたサポートを行っていく予定です。