欧州リーグでの日本人対決が実現！若き選手たちの活躍と成長

欧州リーグで実現した新たな挑戦

2023年10月30日、ポルトガルのリーガ2部リーグにて、注目の日本人対決が実現しました。横浜FCアカデミー出身の高橋友矢選手と永田滉太朗選手が、UDオリヴェイレンセとFCポルトBの試合で対戦しました。これは二人の選手にとって、欧州でのサッカーキャリアを歩む大きな一歩となります。

高橋友矢の活躍

高橋友矢選手は、オリヴェイレンセに加入し、リーグ戦で2試合連続のスタメン出場を果たしました。3-5-2のフォーメーションでは、右サイド中盤で起用され、試合を通じて安定した守備と状況判断を示しました。特に83分には、彼の右サイドからのクロスがジョアン・シルバ選手にヘディングで決められ、今季初のアシストを記録。この得点が決勝点となり、チームの勝利を引き寄せました。

永田滉太朗との対戦

この試合には、昨シーズンまでオリヴェイレンセでプレーしていた永田滉太朗選手も登場。彼は46分から途中出場し、久しぶりの「アカデミー対決」に臨みました。高橋選手は、彼との対戦について「非常に興味深い」と感じており、ジュニアユースからの仲間と再会できたことに感慨深さを抱いていました。彼はポルトガルでのプレーが自身の成長につながっていると実感しています。

日本人選手たちの成長と友情

高橋友矢選手はポルトガルでのプレーを通じ、自身が直面している課題について語っています。「ポルトガルでのプレーでは、より身体的に大きく、速い選手達と対戦しており、ボールを奪うことや守る技術を一層磨いています」と話し、同時に「ボールを持った時も冷静に判断できている」と自信をのぞかせました。

両選手はともに横浜FCアカデミー出身として、切磋琢磨してきた仲間です。彼らは、横浜FCが保有するマルチクラブオーナーシップ制度を通じて海外挑戦を果たしています。この制度は、Jリーグチームと海外クラブの連携を進め、選手に新たな舞台を提供する重要な試みです。