第50回JRN・JNNアノンシスト賞の栄誉
2024年、JRN・JNNアノンシスト賞の第50回が発表され、朝日放送グループの寺田健人アナウンサーが、「ラジオ スポーツ実況部門」の最優秀賞を獲得しました。さらに、加藤明子アナウンサーも「ラジオ読み・ナレーション部門」で優秀賞を受賞するという素晴らしい結果となったのです。この受賞はアナウンサーとしての能力がいかに高いかを示すものでもあり、特に寺田アナウンサーには、全ジャンルを通じて最も優れたアナウンサーに贈られる「グランダプレミオ」という名誉も与えられました。
─ JRN・JNNアノンシスト賞とは?
JRN・JNNアノンシスト賞は、JRN・JNN系列各局のアナウンサーを対象に、年間を通してのアナウンス業務の優秀な活動に贈られる賞です。朝日放送ラジオ(ABCラジオ)がJRN(Japan Radio Network)に加盟しているため、今年はABCグループからのラジオ作品がエントリーされ、その中から2作品が全国審査を経て受賞を果たしました。今回は2024年4月から2025年3月まで放送された作品が対象となり、寺田アナと加藤アナの受賞は特に光を放っています。
─ 寺田健人アナウンサーの受賞詳報
寺田アナウンサーが受賞したのは、ABCラジオの『大栄環境グループプレゼンツ 第106回全国高校野球選手権大会 実況中継』での実況です。この試合は2024年8月11日に放送され、初戦の大社対報徳学園の戦いを臨場感たっぷりに実況しました。特に強い注目を浴びていた報徳学園のエース・今朝丸投手に対抗する大社の選手たちの動きを、巧みに表現し、観客を引き込む技術に長けた実況は特筆に値します。
寺田アナウンサーは、この栄誉について次のようにコメントしています。「歴史ある賞を受賞できたことに心より感謝しています。幼少期から憧れ続けた夏の甲子園の舞台で実況できることは、私にとって宝物です。これからも楽しみながら、日々研鑽を重ねていきたいと思います。」
─ 加藤明子アナウンサーの受賞詳報
一方で、加藤アナウンサーも『サクサク土曜日 中邨雄二です』のコーナー「雄ちゃんのおしゃべり宝箱」内企画『朝の朗読カフェ』で優秀賞を受賞しました。こちらでは、名作文学を朗読するコーナーで、長谷川櫂著の『花の歳時記』が選ばれました。加藤アナの低音かつ安定感のある読みは、とてもリスナーに心地よく響き、彼女の声質が作品の世界をしっかりと伝えてくれました。
「この栄誉に対し、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。もっと上手に、もっと伝えたいという思いが強まりました。」と加藤アナは受賞に際して語っています。
─ まとめ
寺田健人アナウンサーと加藤明子アナウンサーの受賞は、朝日放送グループのアナウンサーたちが持つ才能と情熱がいかに素晴らしいものであるかを証明しています。彼らの活躍から目が離せません。これからの番組にもぜひご期待ください!