プロティアン印刷の魅力
2025-07-03 15:26:21

化粧品パッケージデザインを改革するプロティアン印刷の魅力を徹底解説

化粧品パッケージデザインを革新する「プロティアン印刷」とは



株式会社HATAが発表した新技術「プロティアン印刷」は、化粧品業界のパッケージデザインに革命をもたらす可能性を秘めています。この新しい印刷技術は、シルク印刷を全周に施すことができ、デザインの自由度を飛躍的に高めるものです。

プロティアン印刷の背景



「プロティアン」という名前は、ギリシャ神話の海神プロテウスに由来しています。彼の特性は「変幻自在」で、この技術もそれにちなんでいます。従来の印刷技術では不可能とされていた角部や楕円面への全周印刷を、わずか1工程で実現することが可能です。この革新によって化粧品パッケージデザインの常識が覆されることとなりました。

特徴と利点



この新技術の最大の特徴は、全周印刷がどんな形状の容器にも可能な点です。円柱、角柱、楕円形といった様々な容器に対応し、印刷工程自体も簡略化されているため、コストの削減にもつながります。印刷範囲が広がることで、デザイン表現はさらに豊かになり、ブランドの個性を際立たせることができます。

さらに、プロティアン印刷はUVおよび熱乾の両方の既存インクに対応しており、印刷品質も維持されます。これにより、化粧品業界全体に新たなデザインスタンダードを提示することが可能になります。

CITE JAPAN2025での注目



この技術は「CITE JAPAN2025」でも大きな注目を集め、ブース内で様々な新製品を展示しました。特に角ボトルや楕円ボトルへの全周シルク印刷の実例は、多くの来場者の関心を引き、デザイン性の高さが評価されました。

R1°シリーズの角型容器や、郵送に適したサイズの楕円型ボトルが披露され、プロティアン印刷の効果を実践させる場となりました。このように、HATAのブースは石庭とミニマルモダンをモチーフにしたデザインで、訪れる人々に印象的な体験を提供しました。

今後の展望



HATAでは、プロティアン印刷の量産体制を年内に確立する計画で、パートナー企業との連携を進めています。また、印刷品質の検証として密着テストや耐アルコール試験を行い、実用性と量産性を向上させる努力を続けています。この技術を化粧品業界の新たなスタンダードとして位置づけ、今後もオープンな姿勢で挑戦を続けていく構えです。

このように、プロティアン印刷は化粧品パッケージデザインを新たな次元へ引き上げる可能性を持っています。消費者にとっても、美しいデザインと高品質の製品への期待が高まっていくことでしょう。これからの展開に注目が集まります。


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