念願の全国ツアーがついにスタート!
2025年3月22日(土)、東京・KANDA SQUARE HALLにて「僕が見たかった青空」の全国ツアーが待ちに待った幕を開けました。1周年を迎えた彼女たちの成長と、さらなる高みを目指す姿が、ファンを熱狂させる夜となりました。
初日公演の様子
「僕が見たかった青空(略して『僕青』)」は、乃木坂46の公式ライバルとして名を馳せており、オーディションを経て選ばれた23名が2023年8月にデビューシングルをリリース。その後も順調にシングルを重ね、ついに全国ツアーを迎えることができました。初日公演はチケットが即完売し、会場は熱気に包まれました。
ライブのスタートを切ったのは八木仁愛で、彼女の言葉で観客を一気に「僕青」の世界へ引き込みました。続いて安納蒼衣のドラマティックなドラムパフォーマンスがステージを盛り上げ、ファンは期待に拍手を送りました。全体で15曲に及ぶパフォーマンスが披露され、特に最近リリースされた5thシングル「青空ディスコティック」は観客全体をダンスホールのように盛り上げることに成功しました。
合宿での成長を反映
全国ツアーに向けて特訓合宿が行われ、メンバーはその成果を存分に発揮しました。「青空組」と「雲組」に分かれたパフォーマンスは、ダイナミックかつ緻密な振り付けで観客を魅了しました。青空組は傘を使った演出に挑戦し、そのパフォーマンスは圧倒的な迫力を持っていました。対して雲組の曲は可憐さと柔らかさが際立ち、相反する二つの組の個性が見事に融合しました。
メンバーの個性が光るMC
MCパートでは、メンバーが地元の魅力をアピールし、ファンにそれぞれの地域を訪れることの楽しさを伝えました。昼公演では、宮城県出身の八重樫美伊咲が地元の自然と桜を紹介。一方、大阪出身の秋田莉杏と山口結杏は、ライブ後の観光おすすめスポットを提案するなど、ファンとの交流を深めました。
ユニット曲の披露
新たな魅力を引き出すユニット曲も披露され、それぞれのメンバーが持つ個性を生かしたパフォーマンスが印象的でした。「キッシュ・ラブ」では可愛らしい振り付けでファンを魅了し、「臆病なカラス」では力強いダンスが場を圧倒しました。メンバー同士での連携も見事で、観客からは歓声が飛び交いました。
新コーナー「Disco Dance Time」の導入
新しい試みとして、観客とともに楽しむ「Disco Dance Time」セクションも設けられ、全員で踊るコーナーでは一体感が生まれました。特に「好きすぎてUp and down」では、特別バージョンの振り付けが披露され、観客も町全体がダンスしているかのような熱気に包まれました。
2周年記念ライブについて
最後に、デビューからちょうど2周年を記念したワンマンライブ「アオゾラサマーフェスティバル2025」が、豊洲PITで開催されることが発表され、ファンの期待が高まりました。メンバーの心にある“青空”のもと、再びファンと最高の思い出を作りたいという意気込みが伝わりました。
全国ツアーの初日を無事に終えた「僕が見たかった青空」は、今後も多くのファンに青春の煌めきを届けることを誓い、6月15日のツアーファイナルに向けて進化し続けることでしょう。ファンとの絆をより強く、より深める彼女たちの活躍に引き続き目が離せません。