砥部焼展開催
2025-09-04 12:24:13

伝統と新しさが融合する砥部焼展が広島で開催されます!

伝統を受け継がれ、現代に息づく砥部焼展



広島の中心に位置する広島アンデルセンでは、2025年9月23日から29日まで「砥部焼展」が開催されます。この展覧会は約250年の歴史を持つ砥部焼に光を当て、その魅力を広く知ってもらうことを目的としています。

砥部焼とは?



愛媛県の「砥部焼」は、国の伝統工芸品および県の無形文化財に認定されるほど、長い歴史を誇ります。この焼き物は、形状がぽっこりとした温かみのあるフォルムと、白磁に施された鮮やかな藍色が特徴です。これらは古くからの人々の日常生活に寄り添いながら、受け継がれてきました。

「広島アンデルセン」と砥部焼の関係は1970年に遡ります。当初、青山アンデルセンの洋食器として砥部焼が採用され、以来長い付き合いが続いてきました。今年はその関係の55周年を迎え、「伝統と新しさ」をテーマにした展覧会が行われます。

限定オリジナルデザインの販売



展覧会では、特別に復刻されたオリジナルデザインの器が数量限定で販売されます。たとえば、直径約22.5cmのプレートが2750円、かわいらしいスイーツプレート(約19.2cm×16.4cm)が2200円と手頃な価格で手に入ります。青い鳥や木をモチーフにしたデザインは、優雅なティータイムにピッタリです。

これらの器は、復刻の過程できよし窯の協力を得て、古代の技法を現代の製法で再現しています。色合いや形状には、藍色と濃い褐色が美しく映え、見る人を魅了します。

参加する窯元たち



「砥部焼展」では、16の異なる窯元が参加し、伝統的な技法を生かしつつ現代的なデザインも加わった作品約2500点が展示されます。参加窯元には千山窯、清月窯、岡田陶房などが名を連ねています。多彩な作品の中から自分好みの器を見つける楽しさは計り知れません。

絵付け教室の開催



さらに、愛媛県指定の無形文化財でもある伝統工芸士・山田ひろみさんが特別に絵付け教室を開催します。この教室では、参加者が自由に器に絵を描くことができる貴重な機会です。参加費は2800円で、あらかじめ選んだ器に、自分のイメージをもとに絵を描く体験ができます。

同時開催イベントも盛りだくさん



展覧会に合わせて、9月27日と28日にはヒュッゲパークで「秋空の砥部焼市」も開催されます。ここでは、ろくろ体験や讃岐うどんの販売も行われ、より多くの人々に砥部焼の魅力を楽しんでもらえる内容となっています。参加は無料で、予約も不要ですので、家族や友人を誘って気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。

展覧会の詳細について



今回の砥部焼展は入場無料で、広島アンデルセンの4階コペンハーゲンルームで行われます。毎日午前10時から午後7時までオープンしており、最終日29日は午後4時までです。入場も自由で、皆様のご来場をお待ちしております。

この機会に、ぜひ砥部焼の世界を体験し、日常の暮らしに彩りを添えてみてください。和の心をかたちにする器たちとの出会いが、きっとあなたの日常を豊かにしてくれることでしょう。


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