シュトーレン体験
2026-07-30 19:44:21

一年かけて作るシュトーレンを体験する新たな取り組み

一年かけて作るシュトーレンを体験する新たな取り組み



高知県四万十町にある菓子店「カゴノオト」は、地域の旬の素材を活かした「1年かけて作るシュトーレン」を製造・販売しています。今年から、その取り組みが新たに進化しました。それは、普段の仕事をお客さまに体験してもらう「シュトーレンラボ」と、日常のスタッフミーティングをInstagramで生配信する「おはよう会議」です。この2つの新しい試みは、参加者にとっての特別な体験を提供するだけではなく、現場の忙しさを軽減し、より多くの人とつながる手段としても重要です。

シュトーレンラボの魅力



「シュトーレンラボ」では、参加者が実際に稼働中の工房で、旬の素材を一緒に仕込む体験を行います。スタッフはコックコートを着用し、いちごや小夏など、実際の商品に使う果物を参加者とともに処理します。この取り組みでは、特別な作業を新たに追加することなく、普段の製造工程をそのまま体験してもらいます。例えば、2026年には計4回の開催を予定しており、遠方からの参加者も訪れています。

参加者からは「香りまでおいしい」「作業の後に、一緒にご飯を食べながら話せるのも良い」といった声が上がっており、体験を通じて素材に対する理解が深まっています。実際の仕事に触れることで、普段見えない部分や、作業の背景にある思いを知ることができるのです。

おはよう会議の新たな試み



毎週金曜日の朝9時45分からは、バーチャルで誰もが参加できる「おはよう会議」が行われています。これは、スタッフが通常の製造・販売に関するミーティングを、何気ない日常を見せる形で生配信するものです。この場では、スタッフ同士の会話や、普段の仕事の雰囲気がもろに伝わります。

参加者が普段見ないチームの雰囲気を感じ取れることや、働く人たちの背景を知ることは、彼らにとっての新たな発見となります。全てを見せることには不安が伴いますが、リアルな日常を共有することで、より深くつながることができるのです。

自分たちの場所に人を迎える



カゴノオトの取り組みの根底には、売上だけではなく、製造現場や農産物への理解を深めることを重視する姿勢があります。売上は事業の存続には不可欠ですが、それが作業者の疲弊を生むような結果に繋がっては元も子もありません。日常の製造プロセスに参加し、さらには実際に動いている工房を見せることで、消費者との距離を縮めることが目的です。

参加された方の中には、離島出身の方もいて、彼の地独自の文化や歴史を共有することで、思わぬ交流が生まれることもあります。これは、販売だけでは知ることのできなかった価値の一端です。

これからの挑戦と展望



今後もシュトーレンラボの取り組みは続きます。また、シュトーレンを通じて築かれた生産者や消費者の関係性を大切にしつつ、年間を通じて様々な素材を使用していく予定です。このように、ただ販売を行うのではなく、培った人間関係を深化させることが、未来の「カゴノオト」へとつながっていくのです。

「1年かけて作るシュトーレン」の魅力が、これからも多くの人に伝わり、シュトーレンラボやおはよう会議を通じて新しい出会いや体験が生まれることを期待しています。皆さまもぜひ、この特別な体験に参加してみてはいかがでしょうか。


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