アライアンス締結で進化する「まんが日本昔ばなし」
NTT西日本株式会社のVOICENCEカンパニーと、株式会社愛企画センターが手を組み、日本の伝統的な物語文化を次世代へと継承するための新たな試みを開始しました。このアライアンスは、2026年に麻布台ヒルズで開催される「まんが日本昔ばなし展」に向けて進行中です。ここでは、逝去された語り手・市原悦子さんと常田富士男さんの公認AI音声を使用した多言語デジタルサイネージが披露されます。
アライアンスの重要性
現代の技術が進化し、特に生成AIが普及する中、逝去された方の声を無断で使用する問題も浮上しています。このような社会的な状況に対処するため、VOICENCEと愛企画センターは、合法的かつ倫理的に声を扱う仕組みを構築しました。お二人のご遺族や関係者との合意を得て、彼らの「語り」を公認音声として利用する新しいモデルを確立しています。
繋がる過去と未来
「まんが日本昔ばなし」は、放送開始から50周年を迎え、多くの日本人に親しまれてきました。この特別な展覧会では、過去の文化的価値を次の世代に伝えるだけでなく、VOICENCEを利用したAI技術を駆使して新たな体験を提供します。具体的には、AI音声による多言語展開を行い、訪れる人々は日本の昔ばなしを多様な言語で体感できるのです。日本語はもちろん、英語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語といった全6言語が用意され、言葉の壁を越えて物語が伝わります。
多言語デジタル体験の魅力
会場では、タッチパネル式のデジタルサイネージが設置され、来場者は自由に操作してストーリーを選び、自分の言語で楽しむことができます。特に「かぐや姫」の物語を題材にしたコンテンツは、VOICENCEの音声合成技術を活用し、耳に心地よい語り口を実現しています。これにより、訪日外国人のみならず、日本の文化を学びたいすべての人々に対して、魅力的な体験を提供することが目的です。
展示会の詳細情報
「まんが日本昔ばなし展」は、2026年9月18日から10月25日まで、麻布台ヒルズギャラリースペースで開催されます。入場料は無料で、さまざまなアニメのキャラクターたちが訪れるお客様をお出迎えします。この特別なイベントは、昔ばなしの魅力を再発見し、未来の世代に伝える重要な機会です。
声の権利を守る取り組み
VOICENCEは、声の無断生成を防ぐために、トラスト技術を導入し、権利者との合意形成を重視しています。アライアンスの目的は、単に声を再現するだけでなく、逝去された実演家の者だけでなく、彼らが大切にされていた表現や人柄を尊重することです。これにより、声の価値を守りながら、次世代へとその魅力を繋いでいくことを目指しています。
今後の展望
VOICENCEと愛企画センターは、アライアンスを通じて日本の物語文化を育み、音声AI市場の健全な発展に寄与することを約束しています。海外展開も視野に入れ、リーダブルなコンテンツを届けることで、日本の物語が世界の人々に愛される未来を夢見ています。「まんが日本昔ばなし」の語りが、文化や言葉の垣根を越えて新たな価値を生み出すことを期待しています。様々な世代に響くこの取り組みを、ぜひ楽しみにしていてください。