CFCLの誤表記問題
2025-02-04 11:06:16

CFCLが綿製品の誤表記に関するお詫びと今後の取り組み

最近、株式会社CFCLが販売した製品において、コットンの組成に関する誤表記が明らかになりました。具体的には、CF008KC044のボンバージャケットとCF008KN133のショートスリーブTシャツのいずれにも"オーガニックコットン"と記載されていたが、実際には"コットン・イン・コンバージョン"であったのです。この内容を受けて、CFCLはすべての購入者に返品を受け付ける旨のお知らせとお詫びを行いました。

誤って表記された背景には、CFCLの取引先による情報の伝達不足があったことが明らかになっています。また、CFCL内部でも認証証明書の取得を確実に行うプロセスが不十分であり、これによりこのような事態が発生したことを深く反省しています。

従来型のコットン栽培には多くの環境負荷がかかり、その結果、持続可能な製品を求める声が高まっています。オーガニックコットンは、化学肥料や農薬の使用を制限することで、その環境への影響を減少させます。その一方で、"コットン・イン・コンバージョン"は、オーガニックコットンに移行する過程でのコットンであり、まだ認証を受けていない状態です。このため、正確にはオーガニックコットンとは言えず、価格も同じく一般コットンと同水準になることが多い現状があります。

このような課題に対して、CFCLはスタイレム瀧定大阪株式会社と協力し、オーガニック農法への転換を図っております。具体的には、インドの農家に対して無償でオーガニックコットンの種子を提供し、彼らの栽培方法を見直す支援を行っています。また、移行期間中に生産された"コットン・イン・コンバージョン"も、オーガニックコットン相応の価格で買い取る取り組みを行い、農家の収入を安定させる努力をしています。

当該製品に関しては品質に問題はないものの、返品対応を希望される方には、直営店舗またはオンラインでの申し込みを受け付けます。お客様への影響を考え、迅速な返金処理を約束します。CFCLでは今後このような誤表記が再発しないよう、サプライチェーン全体の透明性向上及びコミュニケーションの強化に努める所存です。

私たちの選ぶ製品が環境に配慮したものであることは、持続可能な未来を築くために極めて重要です。CFCLのこれからのアプローチが、より良い世界へと繋がることを期待しています。直営店舗のご利用や詳細な情報はCFCLの公式サイトをご確認ください。


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