ロッシーニの魅力
2025-07-01 15:35:42

METライブビューイングで楽しむロッシーニ《セヴィリャの理髪師》の魅力とは?

METライブビューイングの新作「セヴィリャの理髪師」



21世紀を代表するオペラの聖地、ニューヨークのメトロポリタン・オペラ(MET)。その最新作品が、7月11日からわずか1週間だけ日本での上映が実現します。作品は、ロッシーニの名作《セヴィリャの理髪師》。この傑作は、モーツァルトの《フィガロの結婚》の前日譚として多くの人に愛されている喜劇です。

笑いに溢れるストーリー



物語は、アルマヴィーヴァ伯爵が恋する町娘ロジーナを救うため、理髪師フィガロと共に繰り広げるドタバタ劇。伯爵がさまざまな変装をし、ユーモラスで軽やかな音楽に乗せて、彼の恋を叶えよう奮闘する姿には、観客を引き込む魅力があります。

演出はトニー賞受賞歴を持つバートレット・シャー。彼が手掛けるこの舞台では、音楽と演技が一体化し、観客にも楽しい気分が伝わります。特に、歌手たちがオーケストラの前を自由に行き来する演出は、METならではの観客との一体感を生み出し、多くのファンの心を掴んでいます。

若手スターたちの熱演



この作品には、未来のオペラ界を担う新進気鋭のスターたちが集結しています。アルマヴィーヴァ伯爵役は、今作でデビューを果たすジャック・スワンソン。彼の歌声は、期待以上の美しさとエネルギーにあふれています。一方、ロジーナ役のアイグル・アクメトチナは、若干20代でありながら既にメゾソプラノとしての地位を築いており、彼女の歌唱は見る者を虜にします。

そして、題名役のフィガロを演じるアンドレイ・ジリカウスキは、その圧倒的な美声と存在感で、観客を魅了します。彼らの競演は、オペラ愛好者はもちろん、新たにオペラに触れる人々にとっても素晴らしい体験となるでしょう。

予告映像と本編歌唱映像の解禁



注目のこの作品の予告映像と本編に含まれる歌唱映像が解禁されました。アイグル・アクメトチナによる「今の歌声は」や、伯爵とロジーナの逢瀬を描いたシーンは、その魅力をさらに引き立てています。特に、伯爵の変装シーンやフィガロとのコミカルなやり取りは、観る者に大きな笑いをもたらします。

まとめ



この夏、9日間だけの限られた上映期間に、オペラの最高峰であるロッシーニの《セヴィリャの理髪師》をMETライブビューイングで体感してみませんか?
ユーモアに満ちた舞台と美しい音楽が融合したこの作品は、観る人の心をつかむこと間違いなしです。ぜひ、あなたも劇場でその魅力を味わってみてください!

上映詳細


  • - 上映期間: 7月11日(金)〜7月17日(木)
  • - 上映館: 東劇・新宿ピカデリーその他、全国21館
  • - 予定時間: 3時間22分(休憩1回あり)
  • - 公式サイト: MET公式サイト


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