伊東の和菓子店「石舟庵」が25周年記念の焼き菓子をリニューアル

石舟庵の25周年記念リニューアル

伊豆・伊東を代表する和菓子店、株式会社石舟庵が、焼き菓子「みかんの花咲く丘」をリニューアルしました。2023年6月6日（金）に発売された本商品は、誕生から25周年を迎え、これまでの歴史を背景にさらなる進化を遂げています。新たなパッケージデザインと香り高い風味を携え、地域文化をより深く受け継いでいくことを目指しています。

新たな魅力を持ったみかんの花咲く丘

「みかんの花咲く丘」は、2000年5月に誕生し、多くの人々に愛されてきました。当初は、地域の特産品であるニューサマーオレンジの香りに着目し、焼き菓子としての新しい試みをしました。この数年間で、伊東のシンボルとして定着し、駅の発着メロディにも使用されるなど地域の文化と共鳴してきました。

2023年、25周年を迎えたこの焼き菓子は、さらなる伊東の風土を感じさせるためのリニューアルに至りました。地元の良さを全面に然ること、これが「みかんの花咲く丘」の真髄といえるでしょう。

レシピの革新で生まれ変わった風味

リニューアルの一環として、レシピが見直されました。特に、ニューサマーオレンジのピールを生地の上部に加え、初めての一口からフレッシュな香りを引き出す仕掛けをされています。また、チーズとの相性も再度研究し、柑橘のフレーバーが引き立つ味わいに仕上げられています。

新しい「みかんの花咲く丘」は、まさに「伊豆の柑橘」の魅力を余すところなく伝える逸品として誕生しました。リニューアルにより、私たちが愛する伊豆の果実の香りと味わいが更に身近に感じられることでしょう。

新パッケージが物語を語る

リニューアルされた「みかんの花咲く丘」のパッケージは、故・重岡建治先生の原画を取り入れています。イラストは、お菓子の背景にあるストーリーや伊東の風景を映し出し、視覚的にもその魅力を楽しめるようになっています。お祝いの贈り物にも最適で、贈られた方に伊豆の物語が伝わるデザインです。

この新たなパッケージは、地域のプライドを高め、地元の人々が誇りに思える商品としての存在を強調しています。

フェア開催：地域文化を楽しむ9日間

リニューアルを祝して、6月21日（土）から6月29日（日）まで、「みかんの花咲く丘フェア」が全店舗で開催されます。フェア期間中は、新しくなった「みかんの花咲く丘」を特別価格でお楽しみいただけます。通常258円（税込）のところ、フェア価格248円（税込）で提供され、箱入り商品も同様にお求めやすい価格です。

石舟庵の各店舗で、伊豆の柑橘文化をより身近に体感できるこの機会をぜひお見逃しなく。

地域と歩む石舟庵の歴史

石舟庵は1948年に設立され、以来、羊羹や和菓子の製造に力を注いできました。特に1984年の「石舟庵」創業以来、伊豆の自然の恵みを活かした菓子作りを続けています。代表銘菓の一つである「みかんの花咲く丘」は、伊東らしい風土や文化を伝える重要な商品です。

これからも石舟庵は、地域とのかかわりを深めながら、伊東の魅力を全国に広げる存在であり続けます。