食のイノベーションを未来の地域創生へ
2025年6月6日(金)、東京・虎ノ門のサスティナブルフードミュージアムで、宮崎県新富町、和歌山県すさみ町、北海道上川町の三地域が共催する「持続可能な地域創生を考える企業交流会」が実施されます。本イベントは、各地域の特産品を都市部の企業に向けて紹介し、持続可能な未来へ向けた可能性を探る貴重な機会です。
新たな地域創生のモデル
近年は、多くの人々が都市部から農村部へ移住し、二拠点居住など新しいライフスタイルを求めるようになっています。政府も地方創生に向けて官民共創を推進し、地域の課題解決に取り組んでいます。この背景から、選ばれた新富町、すさみ町、上川町は2024年に「未来共創パートナーシップ協定」を締結し、新たな地域創生モデルを目指しています。
この協定は地域内外の企業との連携を進め、各町の未来戦略に基づくネットワークを構築するものです。食品分野において、都市部では流通しにくい地方の豊かな食材にフォーカスをあて、持続可能な食文化をつなげることが本イベントの目的です。
食の魅力が詰まったイベント情報
- - 開催日時: 2025年6月6日(金)12:30〜14:30(12:00受付開始)
- - 開催場所: サスティナブルフードミュージアム(東京都港区西新橋1丁目17-8)
- - 形式: 完全招待制で、各地域から持ち寄った逸品を集めた特別ランチが用意される予定です。
- - 参加対象: 各自治体と連携する企業、食に関心を持つ方々
本イベントは、地区の特産品を新たな視点で楽しむだけでなく、企業同士の交流を通じて新たなビジネスチャンスを生む場ともなります。
地域の食文化に触れることで、来場者は持続可能な地域づくりについて一緒に考えることができるでしょう。
地域の魅力を紐解く
宮崎県新富町
新富町は、年間を通じて多彩な農作物が収穫される食と農の町です。人口16,200人のこの町は、宮崎空港からのアクセスも良好で、施設園芸が盛んです。特に「新富ライチ」は、その商品価値の高さで知られ、全国のファンを持つ逸品です。また、スポーツ振興にも力を入れており、地域おこしの一環として女子サッカーチームを支援しています。
和歌山県すさみ町
すさみ町は、紀伊半島に位置し、自然豊かな環境の中で発展してきました。海の幸はもちろん、豊かな農産物も魅力で、地域の独自性を生かした食文化が根付いています。特に、伝統的なケンケン漁から採れた新鮮な魚を使用した料理は、観光客にも絶大な人気があります。
北海道上川町
上川町は、山岳信仰の厚い地域として有名な温泉地であり、観光地としてもシーズンを問わず人々を引きつけています。大雪山国立公園の玄関口にあたるこの町は、厳選された地元の食材を生かした料理を提供しています。大雪サーモンや大雪高原牛を使ったメニューは、地元の人々にも愛されています。
未来へつなげる地方創生
この企業交流会は、地域に根ざした特産品が持つ魅力を、都市での新たなライフスタイルと結びつける挑戦です。持続可能な食の未来について関心が高まる中、地方創生の新たなモデルとして期待される本イベントに、ぜひご注目ください。
詳細については、
こちらのイベントページをご覧ください。参加希望の方は、招待制のため事前申込みが必要です。魅力的な食材と共に、未来の地域創生について一緒に考えてみませんか?