ドライヤーキャンセル現象の実態調査！女性の時短意識が大きく影響

ドライヤーキャンセル現象の実態調査

近年、時短を意識する傾向が高まる中、ドライヤーを使わず髪を自然乾燥させる「ドライヤーキャンセル」という行動が注目されています。この現象は、特に20代の女性を中心に広がりを見せており、最新の調査結果がその実態を明らかにしました。

ドライヤーキャンセル界隈の拡大

株式会社I-neが展開する美容家電ブランド「SALONIA」は、ドライヤー使用に関する実態調査を実施し、476名の女性が対象となりました。その結果、なんと約25％の女性が髪を自然乾燥させる「ドライヤーキャンセル」を経験していることが明らかに。特に、SNSでこの言葉を知っている20代は26.3%と高い認知度を持っています。実際の行動として、このキャンセルをしている女性の割合も同様に高く、年代を問わず多くの人が自然乾燥を選んでいることが分かります。

タイパ意識の高まりとその影響

調査によると、「ドライヤーキャンセル」を選ぶ理由には、“タイパ”（タイムパフォーマンス）への意識の高まりが大きく影響しています。約44％の女性が「乾燥時間が長いから」や「他に優先することがあるから」と回答しており、時短への意識がこの行動を後押ししていると考えられます。また、ドライヤーの買い替えや髪を短くカットすることにも約3割の女性が取り組んでいることが確認されており、自分のスタイルを崩さずに可能な限り手間を省くための工夫している様子が伺えます。

使用ドライヤーの価格帯とその影響

調査の結果、ドライヤーの価格帯別でもキャンセルの傾向が分かれました。1万円以上の高機能なドライヤーを使用していても、キャンセルをする人は約2割に達しており、ドライヤーによる後悔の気持ちも顕著です。高価格帯のドライヤーを使用している人ほど、その後の後悔を抱きやすいことが示されています。このことから、髪を丁寧にケアする意識が強まっている様子が伺えます。

髪の健康を守るためには

株式会社I-neの美容家電事業本部部長、安達勇樹氏によれば、「髪を健やかに保つためには、洗髪後にドライヤーで素早く乾かすことが重要」とのこと。濡れた状態の髪はダメージを受けやすく、自然乾燥はさまざまなトラブルを招く危険性があると警告しています。髪質の改善やダメージ防止には、効率的なドライヤーを使用し、しっかり髪を乾かすことが大切です。

SALONIAのおすすめドライヤー

SALONIAの製品には、速乾機能やダメージ軽減に特化したモデルが多く用意されています。たとえば、最上級モデルの「エアトリートメントドライヤー」は、髪を早く乾かしつつ、仕上がりも美しく整えられます。これにより、髪のツヤを最大限に引き出すことも出来ます。
他にも、速乾とダメージ軽減を両立した「スムースシャインドライヤー」や、お手頃価格で効率的にドライできる「スピーディーイオンドライヤー」など、ニーズに合わせた製品がラインナップされており、日々のヘアケアに役立つことでしょう。