更年期を前向きに!川柳で気持ちを共有するイベントが盛況
「大人のおしゃれ手帖」が主催した第3回「更年期川柳」の受賞作品が、5307作品の中から選ばれました。本イベントは、更年期に関する様々な思いや悩みを句にすることで、同じ境遇の女性たちが共感し、前向きな気持ちを持てるきっかけを作ることを目的としています。
覇気溢れる受賞作品
今年の作品からも、特に社会情勢や新たな技術を題材にしたユニークな句が多数見受けられました。金賞を受賞した「旦那よりAIある励まし目が潤むけんちゃん」さんは、AIを活用することで心の支えを得ている様子が表現されています。続いて、銀賞の「初期化したいアプデもしたいわが体調ちゃぴこ」さんの句は、体調の変化に伴う複雑な感情を巧みに捉えています。
銅賞の「症状は万博共通博覧会ひさきち」さんは、万博との奇妙な共通点を指摘し、より広い視野での考察をもたらしました。特別賞の「古古古米?いいえ私はてんてこまいラベンダー」さんの句では、日常のユーモアが詰まっています。
「より多くの人と共有できる場所」
更年期に関する意見交換がしにくい現代は、多くの女性にとって息苦しい状況です。しかし、『大人のおしゃれ手帖』の編集部は、この川柳公募を通じて、気軽に話せる場を提供しようとしています。アン ミカさんが審査を担当した今回のイベントでは、受賞者たちの生の声を聞くことで、参加者全員が一緒に思いを共有し、前向きな気持ちを育んでいく様子が心温まるものでした。
今後の展望
『大人のおしゃれ手帖』の編集長、橘真子さんは、回を重ねるごとに更年期についての認知度が高まってきたことを嬉しく思っていると述べています。これからも、女性の悩みや課題を探求し、全ての女性が笑顔でいられるような情報を発信していくとのことです。
次回の応募について
来年の募集は2025年8月1日から9月30日まで予定されています。新たな作品を心待ちにしながら、皆さんもぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
最後に、本日の授賞式の模様や受賞作品は『大人のおしゃれ手帖』の2025年1月号(12月5日発売)に特集される予定です。川柳の魅力を活用して、少しでも多くの人が更年期を前向きに受け入れられるよう願っています。