話題のロイヤル・バレエ『不思議の国のアリス』映画館で楽しむ奇妙な冒険

話題のロイヤル・バレエ『不思議の国のアリス』が映画館に登場！

2024年1月17日（金）、ロイヤル・バレエの名作『不思議の国のアリス』が映画館で公開される。この作品は、世界最高峰と言われる英国ロイヤル・バレエが提供する美しく魅力的な舞台芸術を、映画館の大スクリーンで楽しめる絶好の機会。一味違った体験ができるこのイベントは、全てのバレエファン、さらにはバレエ初心者や子どもたちにもぴったりだ。

驚きのステージアートの魅力

『不思議の国のアリス』は、ルイス・キャロルの原作を基にしたバレエ作品で、振付を手がけたのはクリストファー・ウィールドン。彼は、子ども時代からこの物語に魅了されていた。しかし、全幕物語バレエ作品を振付することは初めての挑戦であり、大きなプレッシャーがあったそう。ウィールドンは脚本家ニコラス・ライトや作曲家ジョビー・タルボットと共に、1年以上かけてこの作品を完成させた。

タルボットの音楽は、登場人物それぞれに個性的なモチーフを与え、親しみやすく生き生きとしたトーンを作り出している。作品全体のデザインには、鮮やかな舞台美術や衣装、プロジェクションマッピング技術が巧みに利用され、観客は魔法のように展開する物語に引き込まれる。

楽しさと奥深さが共存する作品

このバレエは、エンターテインメント性が高く、バレエを観たことがない人や子どもたちにも楽しんでもらえる内容に仕上がっている。舞踊評論家の森菜穂美氏も、「バレエファンだけでなく、初めての人でも楽しめる名作」と太鼓判を押している。物語は、スピーディーな展開とファンタジー要素に溢れ、ダークなユーモアも交えられたストーリーになっている。

アリス役を飾るのは、フランチェスカ・ヘイワード。彼女は映画『キャッツ』で白猫のヴィクトリア役を演じ、多くの人々に知られる存在だ。今作では、青春真っ盛りのアリスを好演し、その表現力の豊かさで観客を魅了すること間違いなし。

さらに、ジャック役にはウィリアム・ブレイスウェルが登場し、アリスとの息の合った演技を見せる。彼は、見た目の気品と表現力を兼ね備えたダンサーで、その技術力には定評がある。

この作品の初演時にアリス役だったローレン・カスバートソンは、アリスの母やハートの女王役をコミカルに演じ、観客に多くの笑いを提供。また、トップスターのスティーヴン・マックレーは、この作品でもマッドハッター役を再演し、特有のタップダンスを披露してくれる。

巨匠たちによる極上バレエを映画館で

『不思議の国のアリス』は、観る者を夢中にさせる冒険、ユーモラスな瞬間から甘酸っぱいロマンティックなシーン、華麗なダンスパフォーマンス、さらには魔法のような視覚効果まで、舞台芸術の美しさと楽しさが凝縮された作品だ。映画館では、ロイヤル・オペラ・ハウスの特別席で観ているかのような没入感を享受しながら、この究極のエンターテインメントを楽しむことができる。

ぜひ、1月17日から1週間限定で開催されるこのロイヤル・バレエの特別上映を見逃さずに！映画館での新たな体験を通して、これまでにない感動を味わおう。公式サイトや関連情報にもぜひ目を通して、バレエの世界に飛び込んでみてください。

- 上映期間: 2024年1月17日（金）から1月23日（木）まで
- 公式サイト: 東宝東和

今回の作品『不思議の国のアリス』が、皆さんの心に特別な思い出を残すことを願っています！