体験型展覧会「記憶汚染展」で声優 梶裕貴がAI音声ナビゲーターに挑戦
2026年8月2日から9月6日まで、東京・渋谷のBEAMギャラリーで開催される体験型展覧会「記憶汚染展」。この展覧会では、新たに音声AI技術を導入し、声優の梶裕貴氏がプロデュースするキャラクター「梵そよぎ」が英語版音声ナビゲーターを務めることが決定しました。この試みは、多言語に対応し、本来の声質を保ちながら海外の来場者にも体験を届けるという新たな試みです。
「記憶汚染展」って?
「記憶汚染展」は、「記憶はどこまで信じられるのか」という問いかけを軸にした展覧会です。株式会社闇が企画する本イベントは、記憶の書き換えや不確かな証言などのテーマについて観客が自身の体験を通じて考えさせられる構成となっています。展覧会では、来場者が様々なインタラクティブなアクティビティを通して、自分自身の記憶に対する理解を深めることが期待されています。
音声AI技術の導入とその背景
これまで、音声コンテンツを多言語で届ける際には多くの場合、翻訳や吹き替えによって声の特徴が失われてしまうことがありました。しかし、イレブンラボが提供する音声AI技術によって、声優の声質や話し方を保持したまま、異なる言語への音声生成が可能になります。声優の梶氏本人が、日本語版の音声ガイドを担当する一方、英語版は「梵そよぎ」がナビゲーターを務めます。
こうした技術を通じて、海外からの観客にも梶氏の声を知ってもらいながら、より深い展覧会体験を提供することが目的です。「梵そよぎ」の音声AIは、梶氏の表現力を保ちながら、多言語対応することで、今後の展覧会等の可能性を広げていくことが期待されています。
声の権利と安全性への取り組み
イレブンラボは、音声AI技術の普及に伴って増える、「無断で音声が生成されること」への懸念にも真剣に向き合っています。本人の同意を前提に、信頼できる環境に音声を登録できる仕組みを整えており、事務所単位での協力も進めています。これにより、不正な利用を防ぎ、安心して音声AIを活用できる環境を提供していくことを目指しています。
コメント
イレブンラボジャパンの田村元ゼネラルマネージャーは、「声にはその人ならではの表現や個性が宿っている。今回の展覧会では、梶裕貴さんの声の特徴を保持した音声AIにより、海外の方にも日本で制作された体験を届けられることを大変嬉しく思う」とコメントしています。
一方、梶裕貴氏も「声優にとって自分の声は大切な表現手段。『記憶汚染展』では、私の音声AIキャラクターが海外の方にも同じ空気感を届けることができる」と期待を寄せています。
展覧会の詳細情報
- - 展覧会名: 記憶汚染展
- - 会期: 2026年8月2日(日)~9月6日(日)
- - 会場: BEAMギャラリー(東京都渋谷区宇田川町31-2 渋谷BEAM 4F)
- - 音声ガイドナビゲーター: 梶裕貴(日本語版)、音声AI「梵そよぎ」(英語版)
この特別な展覧会を通じて、記憶の本質について考え、音声AI技術の新たな可能性を体験してみてはいかがでしょうか。興味を持たれた方は、公式サイトで詳細やチケット情報をご確認ください。