カンロ飴70周年を祝う地域連携プロジェクト始動
カンロ株式会社が、1955年のカンロ飴発売から70周年を迎え、地域活性化の一環として“The Town of Kanro Candy Restaurant Hikari”プロジェクトをスタートしました。このプロジェクトの一環として、2025年11月7日に山口県光市で意見交換会が開催され、地域の飲食店や宿泊施設の事業者18社が集まりました。
「カンロ飴」とは?
カンロ飴は、砂糖、水飴、しょうゆ、食塩から成り、その独特の“和の甘じょっぱさ”で愛されています。地域連携プロジェクトは、カンロ飴が“やさしくありたい”という新たなブランドメッセージを掲げ、地域に根ざした取り組みを進めるために始まりました。
プロジェクトの内容
今回のプロジェクトでは、光市の新鮮な地元食材を活用し、カンロ飴を使用した特別メニューの開発が目指されています。地元の飲食店が参加し、カンロ飴を使ったデザートや懐石料理の提案が行われました。また、このプロジェクトによって観光誘致の促進も期待されています。光市に訪れれば“カンロ飴食堂”の味が楽しめるというイメージの構築が進められています。
意見交換会の内容
意見交換会では、参加者たちがカンロ飴を使ったメニューについて自由に意見を交わし、和気あいあいとした雰囲気の中で様々なアイデアが浮かび上がりました。カンロの社長や光市の市長も参加し、今後の展開について明るい見通しを持ってディスカッションが行われました。
寄贈式も同時開催
この意見交換会では、カンロの製品を地元の保育園や高齢者施設などに寄贈する式典も行われました。この取り組みは34回目となり、今年は3,456個のカンロ製品を76か所に届ける予定です。
さらなる展開へ
地域連携プロジェクトは2026年春を目指して実施される予定で、光市へのふるさと納税の返礼品としてもカンロ飴を考案しています。創業以来、光市と共に歩んできたカンロは、地域に寄り添いながら新たな挑戦を続けていく決意を持っています。
「カンロ飴食堂」とは
“カンロ飴食堂”は、2020年にスタートしたWEBサイトで、その独自のレシピが話題を呼び、書籍としても発刊されています。このプロジェクトを通じて、カンロ飴は食文化の新たな側面を示し、地域との連携を深めていくでしょう。光市の魅力を引き出し、地元を活性化させるこの挑戦から目が離せません。今後の進展に期待が高まります。