エンタメで変わる福祉
2026-01-22 12:22:31

福祉の枠を超えて!エンタメで広がる新しい社会参加の形とは

福祉×エンタメの新しい潮流



一般社団法人フェアリーエンターテイメントでは、障がいの有無に関わらず、ダンスや表現活動を通じて社会とのつながりを深める取り組みを行っています。福祉とエンターテイメントの交差点に立つこの活動は、単なる支援の枠を超え、新たな価値を生み出しています。

自分を表現する力の重要性



福祉の現場では、支援が必要な人々の中で、自己表現が封じられてしまうことがあります。しかし、フェアリーエンターテイメントでは、ダンスを通じて彼らが自分を表現する機会を持てることに力を入れています。例えば、最初は目を合わせることすらできなかった参加者が、ダンスの中で次第に自分の意思を動きで示すようになっていく姿は感動的です。これは、音楽や身体表現という“否定されない居場所”において、自己を開放する経験を積むことで実現します。

きょうだい児の新たな表現の場



特に注目すべきは、障がいのある兄弟姉妹を持つ“きょうだい児”の存在です。これまで無意識に「我慢する側」としての役割を担ってきた彼らも、表現者として舞台に立つことで自分の気持ちを語り始めるようになります。このような場は、彼らにとって大きな心の解放となり、自己理解を深める重要な役割を果たしています。

施設での訪問型ダンスレッスン



また、福祉施設における訪問型のダンスレッスンも重要な取り組みの一つです。職員と利用者が同じ空間でダンスを踊ることで、「支援する側・される側」という従来の枠が崩れ、皆が一つの表現者として立つことができます。初めてダンスを体験する利用者が周囲の動きを見よう見まねで真似始める姿も見られ、自然なコミュニケーションが生まれる瞬間です。このような体験は、職員にとっても関わり方を見直すきっかけとなっています。

「普段は“介護する側・される側”という関係ですが、ダンスの時間は同じ立場で交流できました。言葉を超えた感情が通じ合う瞬間があり、新しい表情を引き出すことができました」と、ある職員は感想を述べます。これは、職員にとっても成長の機会となるのです。

表現活動を通じた社会参加の意義



福祉とエンターテイメントは、一見異なる分野のように思えるかもしれません。しかし、自己表現は人間として生きるための根源的な力です。小さな変化が次の社会参加や自己表現を促す重要な一歩になると考えています。フェアリーエンターテイメントは、こうした活動を通じて、すべての人が「支援される存在」から「社会の一部として関わる存在」へと変化することを目指しています。

未来の福祉のあり方



私たちの目指す未来は、障がいの有無や立場に関係なく、自分の役割を見つけ出し、社会と繋がり続けるあり方です。これからも私たちは、福祉の新しい形を見せ続け、全ての人が光り輝く舞台で表現できる社会を目指して活動を続けていきます。

団体概要



一般社団法人フェアリーエンターテイメントの代表理事、吉川莉奈は、自身も重度障がいのある2人の姉「きょうだい児」として育ちました。彼女は幼少期から福祉の課題に向き合い、障がいのある人々とともに表現を通じて社会と繋がる活動を行っています。

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