J-オイルミルズが経済産業省からDX認定を取得
2025年11月1日、株式会社J-オイルミルズが経済産業省から「DX認定事業者」として認定を受けたことが発表されました。この認定は、デジタル技術を活用した業務プロセスの効率化や企業の変革がなされていることを示すものです。
DX(デジタルトランスフォーメーション)認定制度とは、デジタルガバナンス・コードに基づいて、デジタル化が進み、経営者による取り組みが評価された企業に対して国が認定を行うものです。J-オイルミルズは、その取り組みが評価されて認定に至りました。これにより、同社のデジタル技術を活用した業務推進環境が整っていることが公に示されました。
技術を駆使した業務推進
J-オイルミルズでは、営業やマーケティング、物流などの部門において、意思決定を支えるための情報を自動で可視化するデータドリブンな業務推進を進めています。これにより、顧客のニーズに迅速に応えることが可能となり、業務の効率化が図られています。
また、顧客の課題解決を目的とした「フライエコシステム®」の取り組みも評価に繋がりました。このシステムは、長持ち油「長徳®」とITサポートを融合させ、油脂の劣化を測定し、業務の自動化を支援するものです。J-オイルミルズは、これによりおいしさを追求しながらも環境への配慮を実現しています。
未来志向の企業理念
J-オイルミルズは、企業理念「Joy for Life® -食で未来によろこびを®-」に基づき、DXを経営基盤強化の重要施策と位置付けています。AIやIoTといった先進技術を駆使して、製品やビジネスモデルを革新し、競争優位性を確立することを目指しています。
同社のDX推進は、業務変革や社内外の連携変革、ビジネスモデルの構築、さらには持続可能な社会の構築に向けた4つのステージから成り立っています。これを段階的かつ重層的に進めていくことで、J-オイルミルズはさらなる成長を遂げることを目指します。
おいしさデザイン® の深化
特に、J-オイルミルズの強みは「おいしさデザインⓇ」にあります。この取り組みの核となるのは、顧客の課題解決のノウハウを蓄積し、科学的根拠に基づいたデータベースを構築・活用することです。これにより、持続可能な成長と企業価値の向上を図ろうとしています。
株式会社J-オイルミルズは、2004年の設立以来、業務用油脂を中心に幅広い製品を展開しています。特に「AJINOMOTOブランド オリーブオイル」や、プラスチック使用を大幅に削減した「スマートグリーンパック®」シリーズなど、環境に優しい製品の開発にも力を入れています。
今後も、J-オイルミルズはデジタル化を通じて業界の先頭を走り、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいくことでしょう。 詳細は公式ウェブサイト( https://www.j-oil.com/ )にて確認できます。