メルシャンの快挙!金賞とトロフィーを受賞
2025年4月22日から5月1日にかけて、イギリス・ロンドンで開催された「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2025」において、シャトー・メルシャンの「岩出甲州きいろ香キュヴェ・ウエノ 2023」がお見事、金賞と日本ワイン最高賞トロフィーを受賞しました。日本の伝統的なブドウ品種である「甲州」を使用したワインがトロフィーを獲得するのは、今回が初めてのことです。これにより、日本のワインが世界に通じる品質を持った証明となりました。
また、同コンクールでは「シャトー・メルシャンの椀子オムニス2018」も金賞を受賞し、さらには他の多くの製品も評価され、計12品が受賞の栄誉に輝きました。特に、銀賞には「シャトー・メルシャン北信右岸シャルドネ リヴァリス 2023」など4品、銅賞には「新鶴シャルドネ2021」など3品が選ばれました。これらの作品が軒並み評価される背景には、メルシャンの精緻な醸造技術とワイン造りの情熱があるのでしょう。
インターナショナル・ワイン・チャレンジとは
1984年に始まった「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」は、世界で最も権威あるワインコンペの一つで、毎年多くのワインが審査されます。評価方式は「ブラインド・テイスティング」で、審査員たちはワインのラベルを見ずにその味わいを判断します。こうした厳格な選考プロセスを経てこそ、真の品質が見極められるわけです。
シャトー・メルシャンの受賞ワイン
金賞・トロフィー受賞の「岩出甲州きいろ香キュヴェ・ウエノ 2023」
このワインは、特にブドウの持つ柑橘系の香りを引き出すことに成功した結果生まれました。グレープフルーツの爽やかさと、カボスやスダチの香りが交わり、特別な魅力を放つ一品です。山梨市岩出地区の畑からの限定生産で、独特の特徴を持っています。
金賞の「椀子オムニス2018」
長野県上田市の椀子ヴィンヤードで育まれたブドウから作られたこの赤ワインは、複雑な味わいとエレガントな香り、力強さを兼ね備えています。名前の「オムニス」はラテン語で「全て」を意味し、その名の通り、ヴァンのポテンシャルを存分に表現しています。
結論
メルシャン株式会社は、「ワインのおいしい未来をつくる。」というスローガンのもと、今後もさらなる品質向上と多様なワイン提案を行っていく姿勢を示しています。これからも彼らのワインを楽しむことで、豊かな時間を過ごし、人と人とのつながりを深めてみてはいかがでしょうか。メルシャンのワインが、私たちの日常をより素晴らしいものにしてくれるはずです。