シャトレーゼ、シンガポールでの決済環境を一新
日本発の菓子メーカー、株式会社シャトレーゼは、シンガポールの事業会社CHATERAISE (SINGAPORE) PTE LTDにおいて、決済プラットフォームにAdyenを採用することを発表しました。この提携によって、シンガポールのフランチャイズ加盟店オーナーは、開業直後からAdyenのサービスを利用できるようになります。これにより、各店舗の運営負担が軽減され、お客様へのサービス向上にも寄与することが期待されています。
シャトレーゼとは
シャトレーゼは日本国内で895店舗、海外7カ国にわたり163店舗を展開する人気の菓子メーカーです。高品質で安心・安全なスイーツが特徴で、多くのファンを獲得しています。シンガポールでは、早くも37店舗を展開し、直営店舗とフランチャイズ店舗を含む事業が進行中です。
フランチャイズ運営の課題
現在、シャトレーゼの店舗の90%がフランチャイズで運営されており、シンガポールでも34店舗はフランチャイズオーナーによって管理されています。これまでは、各オーナーが独自に金融機関や決済事業者と契約を結んでいたため、様々な決済手段が店舗ごとに異なっていました。この統一性の欠如が、お客様の利用体験に影響を与えていたのです。
Adyenの採用により課題解消へ
Adyenは、これまでシンガポールの南洋理工大学内にある無人店舗でのみ導入されていましたが、その運営実績とローカルリレーションを活かし、残りの36店舗への導入が決定しました。この決済プラットフォームの採用により、フランチャイズオーナーは開業時からスムーズに決済サービスを導入できます。
1. オーナーの負担軽減
Adyenの導入により、新たにフランチャイズ店舗を開設する際には、金融機関との契約手続きが不要になります。新規店舗の決済導入にかかる期間が従来の10日間から3日に短縮され、オーナーの作業負担は大幅に軽減されます。また、AdyenのTerminal Fleet Manager機能を使うことで、決済端末の管理が容易になり、常に最新かつ安全な状態が維持されます。
2. お客様サービスの向上
全店舗で決済プラットフォームが統一されることにより、お客様は各店で同じ決済手段を利用できるようになります。さらに、各店舗の好まれる決済手段を分析し、きめ細かいサービスの提供が可能になります。この取り組みによって、ストレスフリーな決済体験が実現され、お客様の利便性が向上します。
3. 購買データの戦略的利用
Adyenの取引プラットフォームは、電話注文と実店舗の決済データを一体化し、顧客の横断的な理解を助けます。最新の決済端末「S1F2」では、簡単に顧客を識別することが可能で、購入履歴に基づいたパーソナライズされた接客が行えます。これにより、決済が単なる手続きから、心を通わせる大事なコミュニケーションの場へと変貌します。
両社のコメント
CHATERAISE (SINGAPORE) PTE LTDの松岡正将取締役は、Adyenの導入によってフランチャイズとしての強みを生かした店舗運営が可能になったと語ります。また、Adyenの日本カントリーマネージャー、アダム・ブラウンスタイン氏は、シャトレーゼとのパートナーシップを誇りに思い、今後ともサポートを続ける意思を示しています。
まとめ
このAdyenとの提携により、シャトレーゼはシンガポールにおける事業運営の効率を大きく向上させることが期待されています。効率化された決済プロセスは、オーナーだけでなく、お客様にとっても大きな利点となります。今後、シャトレーゼのさらなる発展が楽しみです。