大阪シーリング印刷が挑む新たな食品パッケージの未来
2025年5月に福岡で開催される「第35回 西日本食品産業創造展’25」に、株式会社大阪シーリング印刷が出展します。この展示会は、マリンメッセ福岡のA館・B館で行われ、同社は「食の未来に繋がるパッケージソリューション提案」をテーマに、新しい製品や技術の数々を披露します。
未来のパッケージに必要な要素とは?
食品産業が抱える課題の一つは、製品とそのパッケージのデザイン性です。大阪シーリング印刷は、軽量かつ割れにくい飲み切りサイズの酒類パッケージを紹介します。これは、薄型の特性を持ち、消費者にとっても使い勝手がよいと評価されています。この商品の展示を通じて、既存の日本酒のマーケットに新たな価値を提供することを目指しています。
付加価値を生む革新的な技術
さらに、同社はコーティングやラミネート技術を駆使した製品の紹介を行います。これにより、製品のコスト削減や作業効率が向上するという提案ができることを期待しています。製品の機能性を高めるだけでなく、見栄えや使いやすさにもこだわった製品が展開されることになるでしょう。
九州のお土産市場に向けた商品提案
九州は観光名所が多く、多くのお土産が流通しています。このため、大阪シーリング印刷は観光客向けのお土産品の包装デザインにも力を入れています。地元のお客様が手がけた商品事例を通じて、シールやラベル、紙器などのパッケージがどのように商品価値を高めるか、実際の展示を通じて具体的に示します。
環境への配慮も重要
近年、環境問題が深刻化する中、サステナブルな選択が求められています。大阪シーリング印刷は、プラスチックフィルムを使わない「ペーパック®」や、LIMEX Sheet、さらには特別な加工技術を用いた製品を提供しています。これにより、消費者だけでなく、企業の環境負荷を軽減することができます。
業界ニーズに応える
展示会では、人手不足の問題に対応するラベラーも紹介されます。特に、卓上円筒貼機や上下貼機(LA5/LA8)のデモンストレーションが行われ、実用性と効率性が検証される予定です。これらの機器は、企業の生産現場におけるニーズにマッチしたものとなるでしょう。
展示会の詳細
- - 名称: 第35回 西日本食品産業創造展’25
- - 日時: 2025年5月14日(水)〜16日(金)
14日と15日は10:00〜17:00、16日は10:00〜16:00
- - 会場: マリンメッセ福岡 A館・B館
- - 所在地: 福岡県福岡市博多区沖浜町
- - 主催: 日刊工業新聞社
- - 参加費: 5,000円(事前登録や招待券持参者は無料)
この展示会が、新たなパッケージの可能性を切り開く機会となることを期待しています。