2025年濱口梧陵国際賞受賞者が発表!日本とイタリアからの受賞者とは?
                    
                    
                        
 2025年濱口梧陵国際賞の受賞者が決まる
令和7年10月31日、国土交通省より、2025年の濱口梧陵国際賞(国土交通大臣賞)を受賞する2名が発表されました。この賞は、津波や高潮に対する防災・減災に大きく貢献した個人や団体を表彰するもので、授賞式と記念講演会が11月11日に行われると報告されています。
 濱口梧陵国際賞とは?
この賞は、2011年の東日本大震災を教訓にし、津波防災の日として定められた11月5日を契機に、国際的な防災技術の普及・啓発を目的として国際津波・沿岸防災技術啓発事業組織委員会によって設立されました。世界津波の日に合わせて行われるこの賞は、津波防災の重要性を広めることで、多くの命を守ることを目的としています。
 2025年受賞者の紹介
今回の受賞者は、日本から茨城大学名誉教授の三村信男博士、そしてイタリアからボローニャ大学母校招聘教授のStefano Tinti博士の2名です。お二人は、それぞれの国で津波防災に関する研究や啓発活動を行い、顕著な功績を残しました。
 授賞式の詳細
授賞式は、2025年11月11日(火)の16時から開催され、続いて17時からは記念講演会が行われます。授賞式では、2025年濱口梧陵国際作文コンテストの入賞作品も発表される予定です。会場は東京都千代田区の海運クラブで、特別な瞬間を共有する機会となることでしょう。
 濱口梧陵について
受賞の名に冠されている濱口梧陵は、19世紀に和歌山県で生まれた実業家・社会事業家・政治家であり、大地震や津波の際に村人たちを救うために行動を起こしました。彼は、稲むらを火で焼いて光を放ち、避難するための道しるべとしました。この勇敢な行動と、その後も続けた防波堤の建設などの復興活動が称えられています。
 今後の展望
2025年の受賞者たちの功績は、津波防災の重要性を再認識させるだけでなく、今後の防災技術の発展に寄与することが期待されます。授賞式を通じて、より多くの人々が津波や高潮に対する意識を高め、地域社会での防災の重要性を感じていただければと思います。今後のイベントの詳細は国土交通省の公式ウェブサイトでも確認が可能です。皆さんもぜひチェックしてみてください!